この秋NYから日本上陸！ エアリンの香水。

ニューヨークはアップタウンの上質なライフスタイルを体現したブランド、エアリン。ファウンダーであるエアリン・ローダーと、今秋日本上陸するフレグランスの魅力とは？

photos : SIMON UPTON

Aerin Lauder
エアリン・ローダー
「エアリン」ファウンダー、クリエイティブ ディレクター
エスティ・ローダーの孫娘。ペンシルベニア大学院卒業後、1992年にエスティ ローダー入社。同社ではシニア ヴァイス プレジデントやクリエイティブ ディレクターを経て現在はスタイル＆イメージ ディレクターを務める。2012年9月に自身で創設したブランド、エアリンは、当初から美容、ファッション、インテリアなどのライフスタイル全ジャンルを網羅。ふたりの息子の母親でもある。

生まれながらのセレブリティがいるとすれば、彼女のような人だろう。エアリン・ローダー。世界中の女性たちに美を届けるブランド、エスティ ローダー創業者の孫娘であり、自らの経験を愛する仕事に役立て、自分自身のファーストネームをつけたライフスタイルブランドを創った人。最先端が集まるニューヨークのマンハッタンに住みながら、エフォートレスでナチュラルな暮らしがトレンドになる、ということに早々と気付いていたのも彼女だった。

「美容に関しては家族から受け継いだものもありますが、インテリアは私個人の情熱です」と語るエアリン。アップタウンのパークアベニューに暮らす彼女のスタイルは、さまざまなインテリア雑誌やウェブメディアなどに取材されている。壁には現代画家のブライス・マーデンの絵が掛けられ、デザイン家具を用いたシックで心地よい空間や、自ら大好きと語る白い花々で飾られた食卓は、彼女の内側から自然と出てくるアートへの関心やデコレーションのアイデアだ。エアリンの商品に多用されるブランドカラーは、祖母エスティ・ローダーも大事にしていた控えめに存在するゴールド。このゴールドカラーが、主張しすぎることなく、洗練された心地よさを空間に与えているのが、エアリンのホームデコレーションの最大の特徴かもしれない。

香りはいちばんの表現手段。

そのゴールドをボトルデザインにも生かした愛らしい香りが、日本に最初に届けられるエアリンのプロダクト。

「私がどんな人間か、何を大切にして生きてきたかを伝えるには、表現方法としてフレグランスがいちばんしっくりくると感じました」とエアリン。特に今回日本に上陸する香りのコレクションは、彼女のパーソナルな心の内側を表したものだという。幼い頃から、両親や祖父母と世界中を旅していたジェットセッターでもある彼女は、異文化から好奇心を刺激され、旅先で目にした風景が記憶に焼き付いている。その旅のイメージが、香りを創るうえでの重要なインスピレーション源となった。生粋のニューヨーカーのイマジネーションによる上質な香料をふんだんに使ったコレクション。ぜひこの芳しさを体感してほしい。

右手前の写真に写っているのは、祖父母のローダー夫妻と少女の頃のエアリン。photos：MARK LUND

屋外のホームパーティ。大好きな白い花を高くなりすぎないように食卓に飾るのは、会話を邪魔しないようにするため。photos：MARK LUND

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ニューヨークで出合える、エアリンの空間。

photos : MARK LUND

エアリンの世界を体感するには、ロングアイランドのイーストハンプトンにあるショップにて！ フレグランスはもちろん、ボディクリームまで揃うビューティアイテムから、インテリアオブジェ、リラクシングなウエア類、シューズ＆バッグまで。アップタウン派の上質な暮らしを垣間見られる。

photos : MARK LUND

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非日常への扉を開く、リュクスでエフォートレスな香り。

photos : SHINMEI (SEPT), stylisme : MAFUMI