ボーテスターが見た、新時代スキンケアと上海の美容トレンド。

Beauty 2019.01.31

平成から新たな時代へと切り替わる、その幕開けを目前に、2月1日、ヘレナ ルビンスタインから革新的エイジングケアライン「プロディジー CELグロウ」が登場! 先進の植物細胞科学研究に着目し、肌のリプログラミングという新たな領域に挑戦した3製品は、バブル景気の華やかなムードを体感してきた“スパークリングブーマー”と呼ばれる40代後半~50代の肌に確かな効果実感をもたらす新世代スキンケアとして、世界中から熱い注目を集めている。

12月、上海で行われた製品の発表イベントに、フィガロジャポンの美容アンバサダー “ボーテスター” である、ビューティエディターの安倍佐和子さんと松倉クリニック代官山の貴子院長が参加。ふたりが現地で感じた美容トレンドや製品の魅力について、語ってもらいました。

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ヘレナ ルビンスタイン インターナショナル社長エリザベス・ソンダジェさんを囲んで。「マダム・ヘレナ ルビンスタインが生きていたら、彼女のような感じだったんじゃないかな?と思わせる、聡明で美しく、パワフルな女性」(安倍)「彼女と一緒にいるとポジティブなパワーをもらえる気がする」(貴子)

上海でのイベントは、いかがでしたか?

貴子

ゴージャス! フォトスポットもゴールドだったり、部屋をぐるりと囲むような最新式モニターが配置されていたりと、演出も楽しくて。今回、KOL(Key Opinion Leader)と呼ばれる中国のインフルエンサーたちも多数参加していたんですが、彼らはプロディジー CELグロウのテクノロジーや、自分たちの肌にどんな効果がもたらされるのかにすごく興味を示していましたね。

安倍

プロディジー CELグロウの3製品には「スプレム・エーデルワイス」というエイジングケアの有用成分が配合されているんですが、特にエッセンス エマルジョンにはこの成分が10%もの高濃度で入っていながら、使い心地もラグジュアリー。これはいままでのコスメティックにあり得ないレベルだと思います。

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高い抗酸化作用、バリア機能のサポート、コラーゲン生成のサポートなどを肌にもたらす独自成分スプレム・エーデルワイスを配合。左からプロディジー CELグロウ エッセンス ローション 125㎖ ¥16,200 プロディジー CELグロウ エッセンス エマルジョン 100㎖ ¥54,000 プロディジー CELグロウ クリーム 50g ¥35,640(すべて2/1発売)/以上ヘレナ ルビンスタイン

貴子

スプレム・エーデルワイスには、遺伝子プログラムの乱れや老化因子を抑制したり、若い細胞のような働きを活性化させる「リプログラミング」の作用が認められています。そういう遺伝子レベルの話に関しても、KOLたちはすんなり受け入れているように思いました。中国ではいま “デザイナーベイビー” の論争も起きているけれど、遺伝子というのが日本に比べて身近な話題なのかもしれない。成分や抽出法などのプロセスよりも「で、効果はどうなのよ?」という感じ(笑)。

安倍

確かに、中国ではテクノロジーを前面に謳った製品の方が受けるのかも。日本では、五感への伝わり方や、時代的にナチュラルやエシカルな製品であることも求めるじゃないですか。でも中国の方は感性とかよりも「効くか効かないか」を重視しているのでは? とはいえプロディジー CELグロウに関して言えば、有機栽培の植物成分を環境に配慮した方法で抽出していて、サステナビリティの観点にも気を配っているところが新しいですよね。

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中国ではスパークリングブーマーに限らず、若い世代のKOLも製品に興味を引かれている様子。

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インスタレーションで、細胞のリプログラミングの仕組みをわかりやすく。

 

上海の美容トレンドを観察して、印象に残ったことは何ですか?

貴子

中国では、若い子も最初からエイジングケアのラインを使うことが珍しくないそうなんです。大気汚染の問題も深刻な分、彼らは老化のリスクに晒されているわけだし、早めにパワフルなスキンケアを使う方がいいとわかっているのかもしれない。

安倍

中国でヘレナ ルビンスタインの人気に火が付いたのは「P.C.」のラインでしたよね。これも植物の始原細胞がキー成分という、わかりやすさが良かったのでは?

貴子

ヘレナ ルビンスタインは中国でブームになって数年だから、KOLも「新しいブランドをみんなに教えてあげよう」みたいな気持ちで発信しているのかもしれないですよね。

安倍

そういう意味では、今回のイベントでマダム・ヘレナ ルビンスタインのブランドストーリーを映像とともに見せていて、歴史や伝統があることを伝えていたのが良かったですね。

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ブランドヒストリーを映像演出とともに辿る。

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特設カフェでは、エーデルワイスが生息するスイス・アルプス山頂を背景にティータイム。

貴子

あと気になったのは、KOLたちも、街の人も、美白にこだわりすぎている感じがしたこと。みんな立体感なくワントーンの白塗りなんです。でも、日本人も美白を追い求めていた時代ってそうだったから、これから血色感や透明感、ツヤ感といったトレンドが来るんじゃないかなと。

安倍

KOLに若くてきれいな男性が多かったことも印象的でした。コスメなのに、なぜ男性の発信力があるのか。彼らが発信することで化粧品が動くというのが、この先どういうふうに日本に影響を与えるのかが気になりますね。

 

 

プロディジー CELグロウのここがお気に入り!というところを教えてください。

 

安倍

大人の肌は感受性が衰えていて、いいスキンケアを使ってもなかなか効果を感じられないけれど、この製品は、肌全体にかかっていたもやが晴れていくような実感がすぐにあって、それから徐々にキメが整っていく感じがするところ。美容感度がまだあるんだということを肌で教えてくれる、メッセージ性のあるスキンケアラインです。

貴子

3品ともベタつきが少ないのに、きちんと潤いとツヤを実感できるところ。メインアイテムのエッセンス エマルジョンは肌との親和性が高く、塗った瞬間からハリ感、なめらかさ、しなやかさがあり、まるで皮膚の構造を上質にしてくれるような感じがしました。ローションは肌のキメひとつひとつをふっくらさせ、光の透過性を高めるよう。クリームはさっぱりしているのに、長時間ツヤと保湿を持続してくれます。

 

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安倍佐和子
ビューティエディター
スキンケア、メイク、美容医療からオーガニックまで幅広く精通。近著に『人と比べない美人力の磨き方 美容エディター安倍佐和子のmy BEAUTY rules』(講談社刊)。

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貴子
松倉クリニック代官山 院長
美容皮膚科医。化粧品に対する高い知識と深い愛情を持ち、医療の専門知識をわかりやすく伝える。オリジナルの化粧品や医療用サプリメント「TAKAKO STYLE」の開発にも携わる。

 

●問い合わせ先:
ヘレナ ルビンスタイン
tel:03-6911-8287
www.helenarubinstein.jp
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