まだ間に合う！　アレルギーに悩むすべての人に 花粉症に効く10のコト【後編】なってからの緩和ケア。

あれこれ対策を練っても完璧に炎症を抑えることは難しい花粉症。1〜3ヶ月間症状が続くと、肌の抵抗力も低下して悲惨なことに……。というわけで、「花粉症に効く10のコト」【後編】では、花粉症シーズンに入ってから役立つ、スキンケアや症状緩和の漢方＆鍼灸、飲むケアなどをご紹介。

⑥ スキンケアは鎮静＆ガード力アップを。

肌機能が低下してしまう花粉症のシーズン。鼻のかみすぎや肌のムズムズでさらに摩擦を繰り返し、悪循環から抜け出せない悲惨な状況に……。そんな時は、まず肌の鎮静を大事にするスキンケアに切り替えるのが解決の近道。

化粧水すらヒリヒリと刺激を感じてしまう赤みや乾燥が気になる肌に。とろみのあるテクスチャーで、ゆっくりと肌に浸透。アロエベラ、カモミールが荒ぶる肌を鎮静化し、穏やかに整える。洗顔後すぐ使用。トリロジー ベリージェントル カーミングフルイド 30ml ￥5,832/ピー・エス・インターナショナル

ビタミンC治療の権威である亀山孝一郎先生自身も、花粉症対策として愛用しているという美容液オイル。肌の微弱炎症を抑え、高い保湿力をキープしながらバリア機能をアップ。花粉症のその先にある肌老化を防いで、不調を全方位的にケア。ケイコンセントレートオイル プラス 30ml ¥10,800/ドクターケイ

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⑦ UVケアを利用して花粉ガード力をアップ

ここ数年は大気汚染や環境ストレスに対応する頼もしいUVケアアイテムが続々と登場。肌に負担となるすべての要素をガードすれば、敏感に転んだ肌が悪循環に陥ることを食い止められる。顔はもちろんボディにもしっかり。

PM2.5などといった環境汚染やマイクロダストから肌を守るだけでなく、肌本来のバリア機能高めて乾燥を予防。さらに海藻エキスやカフェインが抗炎症作用を発揮し、肌を穏やかに鎮静させる。パーフェクショニスト プロ マルチ-ディフェンス UV フルイド SPF45・PA++++ 30ml ￥5,940（2/15発売）

花粉やPM2.5はもちろん、ブルーライト、たばこの煙など、あらゆる環境ストレスを強力にブロック。SPF、PAともに最高値を誇りながら、みずみずしくさらりとしたストレスフリーな使い心地。顔だけでなくボディにも。ウォーターフィールUVジェルα SPF50+・PA++++ 75g ￥3,024/アユーラ（4/1発売）

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⑧ 物理的なガードで花粉の飛散を抑制。

花粉の飛散量が増えるシーズンに突入すると、窓を開けることも恐ろしくなってくるもの。カーテンに使う防御スプレーや意外な盲点である換気口のガードフィルターを使って、花粉を入れ込まない快適な部屋づくりを心がけて。

ウレタンポリマーが花粉や汚れをしっかりとキャッチ。カーテンや網戸にシュッとひと吹きすることで、花粉の侵入を防ぐ。ベタづかず、生地の風合いはそのままキープ。花粉とほこりをキャッチするスプレー 380g ￥925/ニトリ

後付けできる“換気口のマスク”。外気フィルターに付着した花粉やダニのアレルゲンを90%以上包み込み、不活性化する。丸型、角型など換気口の形に合わせてチョイスを。ポレット アレルフィルター仕様 ￥1,685/ナスタ

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⑨ナチュラルな飲むケアなら継続しても安心。

“飲む花粉症対策”というと、即効性が低そうと思いがちだが、症状が出てから始めても十分緩和につながるものも。ナチュラルのものは副作用も少なく、花粉に悩む数ヶ月の間続けて摂取しても安心なのがうれしい。

ネトルティーに含まれる植物性のヒスタミンが予防接種のような役割を果たし、花粉症の症状を緩和。ノンカフェインな上に、ビタミンやミネラル、鉄分を多く含む。飲みやすい日本茶に近い味わい。ネトルティー 0.8g×20袋 ￥972/ビープル バイ コスメキッチン

セラミドや天然保湿因子の産生をサポートし、角質層の保湿力をアップさせるローヤルゼリー。バリア機能が高まり、外的刺激から肌を守ることによって、アレルギーによる炎症を低減。分包タイプで持ち歩きしやすく、手軽に続けられる。酵素分解ローヤルゼリー 王乳の華 33包・99粒 ￥11,108/山田養蜂場

藍藻類に存在するフィコシアニンには抗炎症作用が。慢性的な炎症反応をケアすることで、さまざまなアレルギーから体を守る。起床後に半分、夕食前もしくは就寝前に残りの半分を摂取。3〜8週間を目安に違いを感じて。BlueMajik パウダーシングルスティック 1包・1g ￥540/ビープル バイ コスメキッチン

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⑩ 鍼灸治療による症状緩和で薬の量を減らす。

本来は花粉が飛び始める4週間前からの治療がベストだが、結局は症状が悪化してから来院する人が圧倒的多数だそう。「鼻うがい」や「冷え対策」など、自身でできる日常ケアを実践しながら鍼灸治療を行なっていくと、花粉シーズン中に飲む薬の量や回数を減らすことが可能に。

痛みを感じない鍼とアレルギー症状に効果的なレーザーと組み合わせて治療。すでに重度の症状が出ている場合は即効性のあるツボ刺激を利用しながら、免疫力向上の治療も同時に進めていく。2〜3回の治療で緩和される。花粉症だけでなく、肩こりやホルモンバランスの改善なども。●鍼灸総合治療 ￥7,560（初回は初診料別途￥3,240）

花粉症に効く10のコト。【前編】なる直前の予防ケア。