生理に変化が...... 42歳、もしかして更年期障害なの?

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文/山口華恵(翻訳家、ライター)

このところ、排卵痛がひどくて、そこから次の生理が来るまで不調が続いていた。ネットで検索してみると、同じ悩みを抱える人が多いよう。生理の量や周期、症状にも変化が出てきて、ふと更年期障害というワードが頭をよぎったため、最寄りの婦人科医に相談した。

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42歳という年齢で更年期障害は一般的に少し早いが、気になるようであれば採血をすれば1週間ほどでわかるというので、さっそく試してみることに。受けた血液検査は、AMH(抗ミュラー管ホルモン)を調べるもの。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、妊活経験がある方なら一度は耳にしたり、実際に検査したことがあるかもしれない。特に不妊症治療の領域で卵巣機能の評価指標として近年注目を集めていて、卵子の数が年齢相当なのか、卵巣予備能(卵巣に残っている卵子の目安)を知ることができる。実は更年期障害の判断材料のひとつとしても、AMHが用いられることがあるのだ。

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AMHは採血検査により、全国のほとんどの不妊専門クリニックや婦人科で受けることができ、保険適用ではないものの(2021年3月現在)おおよそ5,000円〜1万円ほどで受けることができる(一般社団法人 AMH普及協会)。私自身、初めてAMH検査を受けたのは、不妊治療のために都内の不妊治療専門クリニックに通っていた時のことだ。当時、AMH値などの採血結果を参考に、医師から今後の不妊治療のステップについてアドバイスを受けた。まさか10年以上経って、再びAMH値を測定する機会がくるとは想像していなかったが。

ちなみに不妊治療の時同様に、AMHのほか、FSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体形成ホルモン)というホルモン値も測定した。検査の結果、年齢相応とのことで生理前の体調不良の理由は更年期障害ではないとのこと。現時点ではホルモンを補充する必要はないので、医師からはPMS(月経前症候群)と月経前不快気分障害(PMDD)を緩和する漢方薬や生理前の不眠のための睡眠導入剤など、いくつかのオプションを紹介してもらった。

なんとなく不安に思っている小さなことも、理由がわからずに自分だけで抱え続けていると、いつの間にか大きな心身の負担に変化してしまう。今回の検査を通じて、いまの自分の身体を知り、何が必要か、また何をすればもっと快適な毎日を過ごせるかについて考える良いきっかけとなった。日々のルーティンに追われてついつい後回しにしてしまいがちだが、身体のメンテナンスは定期的に行ないたいものである。

山口 華恵 HANAE YAMAGUCHI
つくば在住の翻訳者、ライター。10年の海外暮らしを経ていま一度、日本の暮らしを満喫中。趣味は自然散策とアウトドアレジャー。

texte:HANAE YAMAGUCHI

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