唇そのものを美しく! 新発想のケイトの赤リップ。

今日のカラダにいいこと!

赤リップの流行は、今シーズンも続いています。各ブランドから続々、魅力的な赤が登場する中で、個人的に「えっこれ、斬新!」と膝を打ったのが、ケイトから2月1日に店舗限定で先行発売がスタートする「レッドヌードルージュ」でした。

200114-kate-01.jpg

ケイト レッドヌードルージュ 全8種 ¥1,980(編集部調べ、2/1店舗限定先行発売、5/1全国発売)/カネボウ化粧品

ケイトが注目したのは、「美しい唇とは何だろう?」ということ。
実に「そもそも」な話ではありますが、確かに唇は肌の一部。どんな構造で、どういう働きを持つのかあらためて検証した結果、判明したのは意外な事実でした。

  • 唇が赤いのは、基本的に人間だけ。
  • 唇は未熟な組織である。
  • 実は上下の唇は色が違う。
  • 若い時ほど唇は乾燥に弱い。

皆さんご存じでした? 私は「へーそうなんだ」と新鮮でした。

動物の中でも唇に赤みを帯びているものは存在しますが、ここまで唇が赤いのは「人間だけ」。人の唇にはたくさんの毛細血管が存在し、血流が透けて見えるからだそうです。「唇は未熟な組織」というのは、皮脂膜が存在せず、水分蒸散しやすいため。乾燥のスピードは、何と頬の5倍なんだとか……!

200114-kate-02.jpg

唇の存在感が際立つ、レッドヌードルージュのビジュアル。

今回初めて知ったのが「唇は上下で色が違う」ということ。発生生物学(受精卵からどのように細胞が分化していくか研究する、生物学の一分野)の見地だと、上唇は皮膚から成り立ち、下唇は粘膜から成り立っているそう。粘膜の延長線上である下唇のほうが透明感が高く、上唇より少し赤く見えるといいます。

そして、個人的に最も意外だったのは「若い時ほど唇は乾燥に弱い」という事実。30代までは唇の角層が薄く、縦ジワや乾燥が発生しやすい傾向があるとか。肌の一部とはいえ、唇って本当に特殊なパーツなんですね。

---fadeinpager---

じゃあそんな「唇」を、いちばん美しく見せる「赤」とは? という視点で、ケイトが今回たどり着いたのが、2色構成のレッドヌードルージュ。「赤い下地」×「ヌードカラー」という組み合わせです。

200114-kate-03.jpg

メインカラーの01。左の赤が「下地」、その上から右のヌードカラーを重ねます。

感覚的には先にヌードカラーを下地として使いたくなりますが、最初に唇に塗るのは、あくまで「赤」。唇が本来持つ赤という色を、唇に最も近い部分に配置し、ヌードカラーを重ねてニュアンスを調整します。

このリップに採用しているのは、鮮やかな発色と高保湿を実現する「バーム由来処方」。左の鮮やかな赤い下地はくすみを効果的にカバーし、右のヌードカラーはこの赤を補正する絶妙なバランスのカラー。両方ともに高純度のクリアな発色で、重ねても色濁りせず、美しい発色を叶えます。

2色のバランスによって、色のトーンを自在に表現できるのが、このパレットの魅力。たとえば05の場合は、こんな感じです。

200114-kate-04.jpg

左は下地の赤が最も多く、中央が赤とヌードカラーを同量塗った発色。右にいくほどヌードカラーの量が増え、ナチュラルな印象に仕上がります。モードな赤から、オフィスでも活躍しそうな赤まで、シーンによって使い分けできるのがうれしいですよね。

ちなみに開発者の方に「下地の赤だけ使ってはダメなんですか?」と聞いてみると……?
「もちろん大丈夫ですが、肌に溶け込むようになじんで、唇そのものを美しく見せるためには、ヌードカラーを重ねるほうが一体感が高まります」とのこと。

200114-kate-05.jpg

実際に塗ってみると、どのカラーも華やかで、顔の印象がパッと明るくなります。赤のリップって、ちょっとした質感の差で「あー、なんか似合わないかも」ということが時々ありますが(鮮やかな発色だけにごまかしがきかず、顔とイマイチ合ってないケース)、このリップは8種すべてザ・日本人顔(地味な顔)の私でも浮かなかった点に驚きました。艶やかな発色で、しっとり感にすぐれ、うるおいが続く点も感動的。

200114-kate-06.jpg

リップカラーは一般的に、メイクアップアーティストのセンスだったり、トレンドを分析して開発するケースが多いと思いますが、「唇本来の美しさを際立てる」という視点で生まれた製品、ありそうでなかったかもしれません。

何がうれしいって、お手頃価格であること。ひとつ持っているとアレンジが利き、保湿効果も期待できるなんて、いち女性としてはありがたい限り。自分に似合う赤を求めている方、職場でも使える赤を探している方、今シーズン「赤」を探しているなら、選択肢のひとつとしてオススメです。

●問い合わせ先:
カネボウ化粧品
0120-518-520(フリーダイヤル)
www.nomorerules.net/pickup/red_nude_rouge

※記事内の商品の価格は、標準税率10%の消費税を含んだ価格となります。

texte:NAMIKO UNO

RELATED CONTENTS

BRAND SPECIAL

    BRAND NEWS

      • NEW
      • WEEKLY RANKING
      SEE MORE

      RECOMMENDED

      WHAT'S NEW

      LATEST BLOG

      FIGARO Japon

      FIGARO Japon

      madameFIGARO.jpではサイトの最新情報をはじめ、雑誌「フィガロジャポン」最新号のご案内などの情報を毎月5日と20日にメールマガジンでお届けいたします。

      フィガロジャポン madame FIGARO.jp Error Page - 404

      Page Not FoundWe Couldn't Find That Page

      このページはご利用いただけません。
      リンクに問題があるか、ページが削除された可能性があります。