念願のシャネルのル サロン ボーテ体験。

フィガロジャポン2月号「ボーテスター、キレイの投資How much？」でAMOさんや松本千登世さんが挙げていた、シャネルのシグニチャートリートメント。パリのリッツにサロンができてから、SK自身もずっと憧れてきました。この冬休み、諸事情で遠出できなかったので、「そうだ、ル サロン ボーテで半日贅沢に過ごすのだ！」と予約を入れたのでした。

銀座の並木通りのブティックから8階へ。銀座の真ん中とは思えない静かな白い空間が広がります。

壁紙やカーテンなどテキスタイルの素材がさまざまで、ただの「白」ではないところに注目。シャワールーム付きの部屋とこの2部屋のみ。

シグニチャーの「ル グラン ソワン」180分は、フェイシャルとボディのフルオーダートリートメント。カウンセリングしながら、顔と身体に使用するパーソナライズド オイルを選びます。ウメ、ジャスミン、ヴァニラから香りをひとつ選び、シルキー、サテン、ベルベット、3種のテクスチャーからオイルを選んで調合する、というもの。めちゃくちゃ悩んで、王道のジャスミン×サテンにしてみました。

世界でも銀座並木だけの取り扱いで、購入も可能。モン ユイル ドゥ フルール 50㎖ ￥30,240

トリートメントは「ラ ファシア ドゥ シャネル」という独自のテクニックを用いて行われます。筋膜などをゆるめていく手技なのですが、手のひらでそっと触れているだけ？というような不思議なタッチ。でも確実にゆるんでいるから、あっという間に落ちる。また、これを行ってからのマッサージはコリがほぐれやすく、トリートメント後の身体はトレーニングをした後のような感覚で、すっきり！これまた不思議。

トリートメント内容に合わせて、最後に出されるコールドプレスジュース。野菜と果物に、オイルをプラスしたものも。

メイクルームではメイクアップもお願いできる。香水も選んで最後の仕上げ。

そういえば、カウンセリングシートに「シャネルで好きな香水は何か？」という質問があって、長年愛用しているココ マドモアゼルと書いたら、バスルームのハンドソープがこの香りのシャワージェルになってる！　いつもながら、シャネルのホスピタリティのさりげなさには驚き、感激します。

シャネルの世界を独り占めするトータル約4時間半。一瞬パリにトリップしているような、そんな錯覚にも陥る至福の体験でした。

photos：CHANEL