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パリ街歩き、おいしい寄り道。

土曜限定クロック・ムッシューと、マルティール通り。

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期間限定モノに弱い。
曜日限定モノにも弱い。
だから日替わり料理のある店に惹かれる。
土日は家族で集まっての食事を連想させるジゴ・ダニョー(仔羊の腿肉)やプーレ・ロティ(チキンのロースト)をラインナップさせるビストロが多いが、サン・ラザール駅に併設するLazare(ラザール)は、土曜の買い物客を見越してか、クロック・ムッシューを土曜の料理として掲げている。
これがずっと気になっていた。
昨年の暮れ、街じゅうが慌ただしい中、さくっと食べに行くことにした。
近くの美術館で開催中の展覧会にも行きたいものがあったからちょうどいい。
予想通りというべきか、通された大テーブルの周りで食事をしているのは、明らかに買い物途中に立ち寄っている人たちだ。
そして、クロック・ムッシュー率の高いこと。
サラダが付いて出てきたそれは、香ばしくて、とても軽やかだった。
チーズもハムもボリュームたっぷりなはずなのに、食べての印象は、さっぱり。
クイック・ランチにはもってこい。でも、私には足りなくて、何かもう一品頼もうかと思った。


お店に入って席についてから、午後に予定されていた打ち合わせで話し合う事項にハプニングが起きた。
打ち合わせまでは3時間。
お店のスタッフに、このままお茶をしたいのだけどこの席にいるままで大丈夫か(その大テーブルには私のほかにあとひとりという状態になっていた)聞いてみると、テーブル席に移してくれた。
デザートも、美術館に行くのも諦め、コーヒーだけもらって、必死に提案事項を考え、打ち合わせに。
場所はちょうどマルティール通りの近く。
サン・ラザール通りをてくてく歩いて現地に向かい、帰りは買い物をしていくことにした。
無事話し合いも終わって、まず、パリ近郊農家の野菜を売るAu Bout du Champs(オ・ブ・デュ・シャン)に行きマーシュとクルミを買う。そこから農家が経営するHumphris(アンフリ)に行き、いかにも農家パンな風貌のスペルト小麦のパンに、シナモンとクルミの入ったブリオッシュを切ってもらい、ベーコンも買った。
アンフリにはシャルキュトリーも売っているのだが、こちらのベーコンはそのまま食べられる。パッケージを開けたそばから2、3枚ぺろっと食べてしまう。
おいしいです。Baconと書いてあるやつです。行ったら必ず私は買います。思い出すだけで口によだれが出てきた……別に、こちらのお店の回し者でもなんでもないのですが、食いしん坊さん、ぜひお試しを。

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*ご報告*
年末に発売になりました『日曜日はプーレ・ロティ』。
早くも重版が決定しました。
お手に取ってくださった皆様、どうもありがとうございます。
本出してたんだ?!初めて知った!という方、よかったらこちらをご覧ください〜。

川村明子

フードライター
1998年3月渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリにて料理・製菓コースを修了。
台所に立つ時間がとても大事で、大切な人たちと食卓を囲むことをこよなく愛する。オペラ座でのバレエ鑑賞、朝の光とマルシェ、黄昏時にセーヌ川の橋から眺める風景、夜の灯りetc.。パリの魅力的な日常を、日々満喫。
Instagram:@mlleakiko、朝ごはんブログ「mes petits-déjeuners」も随時更新中。

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