Editor's Blog

土から昇華した、アートが薫るうつわ。

1月20日発売のフィガロ3月号の巻頭特集は「暮らしに寄り添うアート」ですが、まさにそれと同じ視点で12月16日から恵比寿のアルフレックス東京で開催されるのが、船串篤司・Keicondo陶展「Terra」。
茨城県の笠間を拠点に活躍する二人の若手陶芸作家をフィーチャーし、その作品を展示販売するこのエキジビジョンをひと足早く体験すべく、プレスプレビューに伺ってきました。
今回のテーマである「Terra」は、イタリア語で土という意味。まさに作陶に欠かせない素材であり、料理やワインのルーツでもあるということで、プレスプレビューでは、彼らの代表作のうつわが料理とのマリアージュで提案されました。

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一瞬、鉄さびのようにも見えるプレートは、船串篤司さんの作品。力強さをたたえた深い色に、サフランソースに染まったパスタのイエローやトマトのレッドが際立ちます。

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黄色い釉薬使いを特徴とするKeicondoさんの作品には、牡蠣の殻に馬肉のブレザオラや蛤のコンフィを盛りつけて。お料理はいずれも、二人のうつわをお店でも使っているという学芸大学のワイン食堂「レインカラー」によるスペシャルなメニュー。

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今回のエキジビジョンでは、定番の食器類はもちろん、リビングなどでも使える大きめの花器や鉢、オブジェなども登場する予定。また、作家二人のトークと、二人のうつわを使った「レインカラー」のワンプレート料理、ワインを楽しめるイベントも行われるそう(※詳細は下記参照)。

(編集AIKO)

船串篤司・Keicondo陶展「Terra」
会期:12/16(土)〜12/26(火)
会場:アルフレックス東京(渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクエア1階)
営)11時〜19時
休)水

作家トークとワンプレート料理&ワインのイベント
日時:12/19(火) 18時〜19時30分
定員:40名 
参加費:4,000円
申し込み方法はウエブサイト内特設ページ(www.arflex.co.jp/topics/20171206/)より。受付け締切12月10日
●問い合わせ先:
アルフレックス東京
tel:03-3486-8899
www.arflex.co.jp

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