Editor's Blog

紅葉の季節が待ち遠しい、長瀞の渓谷美。

こんにちは、編集NSです。岩が好きです。大きさに圧倒されたり、形や模様に驚いたり、草木と一体になって形作られた風景に見入ったり。

沢滑りをしたらブログまで滑ってしまった前回に続いて、岩が作り出す美しい風景を楽しめる長瀞に触れたいと思います。

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シャワークライミングの後に体験したのは、荒川のライン下り。国の名勝・天然記念物に指定された渓谷美を川から楽しめるものです。手漕ぎの船で15~20分(もっと長いコースもあります)、長瀞駅周辺に何社か運営会社があり、予約なしでも乗ることができます。タモリさんのストーカーをしているわけではないのですが、長瀞はNHK「ブラタモリ」で取り上げられ、タモリさんも船に乗っていましたね。

この辺りは1700万年前は海だったそう。現在の海岸線からは100km近くも離れているのでちょっと信じられませんが、その後に隆起し、地中で圧力や熱によってつくられた岩が露出し、荒川の流れに削られ、いまのような地形が出来上がったのだそうです。

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川原があって川幅の広いところ、両側に岩が露出して川幅が狭いところ、流れの速いところや遅いところ、白波が立つところや穏やかなところ、川の様子は刻々と変化していきます。秩父本線の荒川橋梁くぐってさらに下流へ。2枚目の岩は、ワニが川に入ろうとしているように見えませんか? 岩の割れ目からは草や苔が生えていて、岩を美しく飾り立てているようです。

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これから迎える紅葉の時期は、さぞきれいなのだと思います。もっとスリリングな川下りをお望みの方は、ラフティングもいいかもしれません。見かけたグループはボートから川に飛び込み、歓声を上げていました。気持ちよさそう!

下船後は、文字通り岩が畳のように敷き詰められた「岩畳」を散歩して、長瀞駅方面へ。お土産屋さんや飲食店が立ち並んでいて、そぞろ歩きが楽しい通りです。私たちは蕎麦を食べ、「そら豆の甘納豆 きな粉あえ」と秩父地方の名産「しゃくしな漬」を購入しました(塩気が強めでおいしいんです)。

駅の近くには天然氷のかき氷で有名な「阿左美冷蔵」の支店がありますが、大混雑していたため、氷は阿左美冷蔵のものを使ったかき氷屋さんへ(駅周辺にたくさんあります)。梅シロップをかけたびっくりするくらいたっぷりの氷を食べて、帰路につきました。長瀞は東京から距離が近く電車でも行きやすいので、思い立ってのプチ旅行におすすめです!

また趣味に走ってしまいましたが、おしゃれも好きです。

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