Editor's Blog

新春香港、初モノ巡り。

(ほぼ)毎年恒例、年末年始を香港で過ごしてきましたまりモグです。
東京同様、恐ろしい速度で変化する街なので、訪れるたび刺激満点! 今回も、はずせない定番のアドレスとニューカマーズ、交互に組み立てて激しくポッピングしてきました。

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朝くらい女子っぽく過ごそうと、朝食は毎日違うカフェで。フィガロの連載でも紹介したハーフウェイ・コーヒーは、アンティークのカップが素敵。まわりに骨董品店も多いので、お散歩のついでに訪れるのもおすすめ。牛乳好きなので、滑らかなホワイトフラットをいただきました。

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 メインイベントのお食事は、あらゆる中国料理、市場での海鮮料理、レバノンといったエスニックなどあらゆる専門店へ出没。なかでもいちばん気になっていたのが、セントラルに誕生したFUKURO。シドニーなど、世界で活躍してきた佐藤シェフによる居酒屋です。香港に来てわざわざ日本料理⁉と思われるかもしれませんが、そこはさすがインターナショナルシティ。居酒屋特融の活気はそのままに、いろんな言葉が飛び交うちょっとムーディーな空間がとってもおしゃれ。メニューも、ひとひねり……いや、ふたひねりされています。
カクテル「Spicy Rye Plum」で気分をすっきりさせたところで登場したのが「Spinach Ohitashi」。はい、おひたしです。見たこともないプレゼンテーション。ゴマの風味がしっかりで、もりもり食べられちゃいます。
絶対に食べたかった「Crispy Caramel Butter Corn」は、想像よりスイート!周りがカリカリでバターしっかり。ひと口食べ、大慌てで生ビールを頼みました。合わないはずがありません。
そのほかも「Yaki Udon」、とただの焼うどんに見せかけて、カニ味噌とバターであえた一品など罪深いメニューがずらり。居酒屋の本家はもちろん日本、ということは認識していますが、こうして海外のフィルターを通すとこんなにも楽しく変化するんだと感動。

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 夜はもちろんバーへ……。夜だけじゃ通いきれないのでアペロも挟みます。
昨年オープンして話題の大館(Tai Kwun)で独房巡りをした後のカクテル。モクテルも充実しているので、ノンアル派も楽しいスポットです。

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夜がふけたころ、同じく大館内にある、アシュレー・サットンが手がけたドラゴンフライにも行きました。天井には一面のトンボ、トンボ、トンボの照明! 妖艶だけでない、にぎやかでパワー感じる空間が香港らしい。

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さらに! 年末にオープンしたばかりという最新バー、ドラフト・ランドにも行ってきました。タップからカクテルが出るという、夢のようなシステム。気になるものがあると、小さなグラスでお味見もさせてくれます。
バーテンダーは、アントニオ・ライ。フィガロの特集「24時間、香港中毒。」にも登場いただきました。世界的バーテンダーのひとりだけあって、アイデア&味ともに素晴らしいです。

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アントニオのバーといえば、ホテルの中の秘密の一室、Room309にも初潜入。“透明”をテーマにしたカクテルは、一見普通なのに飲むとスイカなどさまざまなフレーバーが広がり、それはそれは……うっとりするような(かつ、いくらでも飲めるような)味でした。

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今回、いろんな宿に泊まりましたが、初モノということでセレクトしたのがこちら。VICは、北角の海沿いに立つニューホテル。コンパクトで機能的な部屋と、部屋や高層階のバーから見える景色が最高です。となりが工事中で竹だらけだったりするのも香港らしくてほほえましい。

今回1週間滞在していたのに、まだまだ行きたいところが山のようにあります。成田からの帰路、思わず次の香港行きのチケットを調べてしまった私は、香港中毒者そのものです。

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