毎日使いたくなるうつわ。
大型連休はいかがお過ごしでしたか?
わたし編集YUKIは休みを利用して引越ししていました。
必要なものだけで暮らしたいと思っても、どうしてものは増えていくのだろう……でも大切だったからこそ、ふさわしい手放し方したいものですよね。動きやすく実用的な服は難民支援プロジェクトへ、本やCD、DVDは買い取り額が寄付されるプロジェクトへ、などとひたすら持ち物に向き合う日々がまだ続きます。
そんな中で、もう何年もの間ずっと生活に寄り添ってくれているのが、うつわです。
その存在感の大きさをあらためて実感していた矢先、新しいのにどこか懐かしささえ感じるうつわに出合いました。
アクタスがデンマーク人デザイナー、セシリエ・マンツとともに発表したテーブルウェアシリーズ「HIBITO/ヒビト」。デビュー記念イベントで、暮らしにすっとなじむ姿が想像できるその佇まいに惹かれました。
「日用品をより美しく」をテーマに開発されたという「HIBITO」。カトラリー6種とセラミック6種、グラス3種がラインナップ。美しくて使いやすく、かつリーズナブルにするために、燕三条(新潟)や波佐見(長崎)など、日本の作り手と協力しながら制作されたそうです。
セシリエ自身が幼少期を佐賀県有田町で過ごし、日本の食文化やものづくりにも造詣が深いと聞いて納得。料理とも、ほかのうつわともさりげなく心地よいハーモニーを奏でてくれそうな「HIBITO」は今後、さらに新作も予定されているというから楽しみです。
早くも新居になじんでいる「HIBITO」のWATER GLASS(345ml)¥1,000。中身はビールではなくコーン茶です。
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