苫小牧とウトナイ湖のおいしいもの、美しい景色。
前回、札幌散策をご紹介した編集YUKIです。
この旅の目的は、むかわ町で開催されるcinéma bird in 北海道の取材。こちらは当日、札幌から苫小牧経由で、むかわ町の会場に向かう際に乗った日高本線。鉄道には詳しくないですが、列車の旅はとても好きです。
ノスタルジックな運転席も見ているだけでワクワクします。
cinéma bird in 北海道についてはぜひレポートをご覧いただけたらと思いますが、大盛況で幕を下ろしたこの素敵なイベントの後、編集KIMとともにその晩の宿泊地である苫小牧へ。温泉のあるホテルにチェックイン後、近所の居酒屋に向かいました。
肝心の店名を失念してしまったのですが、海産物とビール、日本酒で乾杯しました。
北海道の魚介や野菜を使った料理の数々が心身に染みわたりました。
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翌朝、チェックアウト後に徒歩で目指したのは「海の駅 ぷらっとみなと市場」。途中で象に出会い……
よく見たら羊(たぶん)も混じっていました。
雑草を見かけるとついカメラを向けてしまいます。
「海の駅 ぷらっとみなと市場」に到着!
こんなのがあったらいいな、と夢想していたとおりのこんなゴージャスな一品に出合えました。「四色丼」¥2,300(2019年9月現在)。幸せです。
市場には新鮮な魚介類がたくさん。思わず買いたくなるのをぐっとこらえます。
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新千歳空港へバスで向かう途中にある、ウトナイ湖にも立ち寄りました。
ウトナイ湖は周囲9kmもの淡水湖。周辺には原野や湿原などの豊かな自然があり、“動植物の宝庫”“野鳥の楽園”ともいわれ、現在までに約270種もの鳥類が確認されているそうです。
今年3月にできた展望台から湖を一望した後は、近くにある野生鳥獣保護センターを見学。そこからネイチャーセンターへと続く散策コースへ。気軽な散歩道かと思っていたらけっこう歩きがいがありました。
可愛いお菓子のような実をつけたこの植物は、ノブドウ。ウトナイ湖のある勇払原野は、約6,000年前は海だった、とか、勇払湿原には鉄細菌というバクテリアが住んでいて、その影響で水が赤くなる、など、ここの自然にまつわるいろんなことを書いた立て札がところどころに立っていて楽しい。
湿原をこんなに間近に見られるのが新鮮です。
こちらはエゾリンドウ。たくさん咲いていました。
道の駅に立ち寄ってソフトクリームを食べることも忘れませんでした。
美しいウトナイ湖を後にして新千歳空港へ。何と空港にも温泉がありました。ゆっくり浸かってリラックスし、またビールで乾杯して帰途につきました。
いまごろはもうすっかり冬の景色になっているであろう北海道に、楽しい思い出がまたひとつ増えました。
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