パリのスノッブな場所でしか飲めない高濃度自然酸素水って？

「柔らかくて、おいしい！」

　ひと口ごくりと飲んだだけで、これまで味わったことがないような感触が口一杯に広がってくる。「オクシジェーヌ・ウォーター」というラベルのその水は、まだパリで生まれたばかりのミネラルウォーターで、アルプスの湧き水を使ったものだという。いつか東北の森の中で、湧き水を手ですくって飲んだことがあるけど、そんな味に近い。

パリでもまだ、ホテル・コストやホテル・ムーリスでしか使われてないというそのミネラルウォーターは、3.20ユーロとちょっと高級だけど、すでに日本でも知られている酸素水と異なり、高濃度の完全な自然酸素水だという。

　その水のビジネスを始めたのは、フランスでは知らない人はいない有名テレビキャスター、ティエリー・アルディソンの息子で今年22歳のガストン・アルディソンだそうだ。

きっとパリでも売れそうだけど、東京の友人に、日本での輸入元を探して欲しいと言ってきたそうだから、興味のある方は？

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　実はその水を、1月25日（土）に、葉山の森戸海岸で、私が2011年から東日本大震災の被災地支援のために立ち上げた「アマプロジェクト」のパーティ参加者に配布することに。

「アマプロジェクト」は、ジェーン・バーキン、シャルロット・ゲンズブール、ルー・ドワイヨン一家に支援してもらっている活動で、今回「湘南サプライズ・ポップアップ」を新オープンのビーチハウス「アンダー・ザ・パルモ 葉山」で開催してもらえることに。

　ジェーン、シャルロット、ルーが描いてくれた絵入りTシャツや、被災地の女性たちが編んでくれたブレスレット、アンドレや辻瑤子さんのおしゃれなトートバッグの販売など。当日はフランス人DJもいるので、きっと賑やかなアフターヌーン・パーティーになりそうだ。日没風景も素晴らしいビーチだし。

　送迎バスが表参道交差点近くから12時30分に出発、19時頃戻ってきます。そのバスの中で、軽食と話題の「オクシジェーヌ・ウォーター」が出ます！　先着８名さまをご招待しますので、ご応募ください。

　同系の「アンダー・ザ・パルモ　鎌倉」は小町通りにあって、すでに現在「アマプロジェクト」の商品を販売中です。初詣のついでに立ち寄っていただければ、うれしいけど。

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　それにしてもフランスのストライキやデモやパレードはまだ続行中らしく、パリから来た友人は、左岸の自宅からド・ゴール空港まで４時間近くかかったと言っていた。

先日、フランスの国民的写真週刊誌『パリ・マッチ』のデジタル版に、「デモに参加する人たちのためのドレスコード」という記事が出ていて驚いた。フランス人特有の社会風刺なのかと思ったら、実に細かなアドバイスが出ている。

　「黒やグレイのＴシャツは避けるように。できるだけ鮮やかな色を身につけること。だけど蛍光色はご法度。メッセージ性があるものなら仕方がない。メイクはルージュもマスカラも忘れずに、完璧にフルメイクで行くこと」など、こと細かに書かれている。もともとは女性ユーチュバーのものが記事の出所らしいけど、これではまるでデモを勧めているみたい。

　いったい、いつまで続くのだろう。世界一の観光都市がこれでは情けない。