ソフィア・コッポラとヴァレンティノの「椿姫」
話題のソフィア・コッポラ初演出となる、オペラ「椿姫」。
衣装はヴァレンティノの創始者ヴァレンティノ・ガラヴァーニが手がけるという、贅沢なそしてコッポラのどこかフェミニンさが漂う素晴らしいオペラ日本公演でした。
ローマ歌劇場での上演と同じ指揮者、役者総勢が来日し、なんともエレガントで圧巻のオペラ。
オペラは敷居が高いと思われがちですが(私もそんなに詳しくなくて 笑)、ソフィア・コッポラのように違う世代に親近感のある演出が加わると、また新しい視点で楽しめるように思います。
それから、演目によっては子どもだって一緒に観にいけるのです。今回も、長男と長女を連れて家族で鑑賞。
1幕から4幕まで、総レースのエレガントなドレスからボリュームたっぷりなグリーンのフリルドレス、オフホワイトの華奢なシースルードレス、真紅の贅沢なドレス...と舞台演出・セット・衣装まで見所満載の構成でした。
たった数日間のために造られる芸術のような舞台装飾が、公演が終わって取り壊されると思うと...またなんとも言えない芸術のパワーを感じます。
私のもう一つのお楽しみは、幕間のブレイクタイム。ビターコーヒーにチョコレートBOX、これがたまりません!
そして最近、ご無沙汰してしまっていたので、お着物でお出かけ。まだまだ暑かった9月はじめは、絽のお着物にいたしました。
ソフィア・コッポラ ファンの自分の気持ちを表現。少し可愛らしさをプラスして、ピンクを配色。
たまには、家族でこんなお出かけもいいものです。
まるで、リアルタイムで繰り広げられる映画のように、子どもたちは愉しんだようでした。
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