プリンセスのパリュールクッキー
宝飾芸術。
さかのぼることナポレオンの妻ジョセフィーヌ皇妃のティアラのお話から宝石が鉱物であることなど果てしない宝飾の美の世界を、ワークショップ「宝石の歴史、パリュールクッキーを作ろう!」で子どもたちと一緒になって体験。
ルーブル美術館でも2番目に大きな絵画「ナポレオンの戴冠式」に登場するジョセフィーヌ皇妃。
本物の大きさには、ほんとうに息をのむばかりです。
よく見るとティアラ、イヤリング、ネックレス、総レースのドレス、絨毯...と眩いジュエリーや装飾が描かれています。この時、ジョセフィーヌ皇妃がはじめてハイジュエラーにティアラをオーダーしたとも言われています。
宝飾の大図録を見ながら、宝石がどんな風に並んでいて、どんな形をしていて、色の組み合わせはどうだとか、ああだこうだ話しながら、パリュールクッキーを子どもたち自らがデザイン。
そうそう、「パリュール」って馴染みのないネーミングですが、「ネックレス」「イヤリング」「ブローチ」を合わせたジュエリーのこと。
ここに、ティアラが加わると「グラン・パリュール」になるのです。
大きな宝石の周りに小さな宝石が散りばめられていたり、大小交互に並べられていたり、左右対称に並べたり、四角い石と丸い石をリズミカルに並べたり...何も教えなくても子どもたちはどんどん発見していくの!これが、本当にすごい。
さあ、いよいよパリュールクッキー作り!
息が止まるような、精密な工程。
子どもたちは集中して、(息も止めて!?)、小さなお手手でパリュールクッキーを作り上げました。
1つ1つの作業が終わると、「ふ〜」「は〜」なんて。やっぱり息止めるほど集中しているみたい(笑)
いよいよ、こんなに素敵でエレガントなパリュールクッキーができあがり!
「お母さんのイヤリングみたい」「オレンジはサンゴみたい」...と、本当に子どもたちはよく観察しています。
ハロウィンからクリスマスのキッズワークショップもお楽しみに!
https://www.mylittledays.info
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