おいしい料理求めて、まりモグがゆく。

東京グルメで、イタリア~香港~台湾へトリップ!

旅に出られず、ウズウズしています。

人生でこんなに都内から出なかったのは初めてかもしれません。なんとか気持ちを抑えられたのは、最新号「旅する気分で過ごしたい。」特集を担当したからかも……。グルメのページでは、リトアニア~ジョージア~ラオス~シンガポールなどなど、計8カ国の家庭料理を平野由希子さん監修のもと撮影。撮影用の料理が代わるたび、スタジオに充満する香りも代わり、そのたびに心は海外へ。味と香りって大事ですね。かなり旅欲が満たされたので、みなさんもぜひレシピチェックしてみてください。

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ということで、緊急事態宣言も解除され、旅欲を満たすためのグルメ行脚に出ました。まずは大手町のイタリアへ。新オフィスビル内に誕生した「ヴェンキ Otemachi One店」は、チョコレートジェラート専門店ヴェンキの国内3店舗目。今回初めてカフェスペースが登場し、この店限定のメニューも。

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それがこちら(写真上左)、熱々のエスプレッソをかけていただくアフォガード。ミルキーなジェラートと濃厚なチョコレート、ナッツの風味が合わさり、リッチな味わい。1杯で満足できますが、ほかのイートイン限定メニュー、コーヒーヌガティーヌとヴェンキーノも気になりました。

帰り際にはジェラートを。夏の新フレーバー、レモンピール入りピスタチオがおすすめです。

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続いて訪れたのが、愛する香港。今年に入ってから2度キャンセルするハメになり、その都度恋焦がれる気持ちが増幅。……ということで、新駅の誕生で盛り上がる虎ノ門横丁へ。バードランドやエレゾ、アタ、si si 煮干啖など食いしん坊にはたまらないラインナップなのです。そこで一目散に訪れたのが、「香港焼味酒家 赤坂璃宮」。名前のとおり赤坂璃宮による、焼き物専門店。「香港で必ず食べるものリスト」に入れている窯焼きチャーシューや焼き豚など、めくるめく焼き物ワールドが体験できます。

ご飯が付いたバージョンと、焼き物だけのバージョンがあるので、ひとりランチにも、夜、お酒と一緒に楽しむにも最適です。個人的なお気に入りは広東風ローストダック。パリっとした皮と、ダック独特の脂が香港指数をぐっと高めてくれます。 

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 締めはダブル炭水化物で。甘辛いタレと豚の脂が絡み合う煲仔飯(裏メニュー)と、定番のエビワンタン麺です。細くて歯切れのいい麺がたまりません。スープもとってもきれいな味。2杯はいけそうでした。

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香港熱が収まったところで、今度は台湾へ。換気?もばっちりなテラス席を擁する、室町テラスのフージンツリーを訪問しました。人気メニューを全制覇した中で、特に印象に残ったのが、味が染み染みの「台湾揚げ出し豆腐」と「花ニラとピータン 豚挽肉のピリ辛炒め」。花ニラの食感が心地よく、辛味と塩味もほどよいのでシャンパンがぴったり。これからの季節、夜風も気持ちいいので優雅な台湾タイムが過ごせそう。

今後しばらくは、口とお腹を海外モードに切り替える、妄想トリップ作戦を続けたいと思います。 

まりモグ

幼少期から北京を拠点にアジア、欧米、太平洋の島々などを旅し、モンゴルの羊鍋からフランスのエスカルゴまで、さまざまな現地の料理を食べ歩く。特に香港は、多い時で年4回のペースで通うほどの“香港迷”。食べ過ぎ飲みすぎがたたり、28歳で逆流性胃腸炎を発症。ワイン好きが高じて、2021年にJ.S.A.認定ワインエキスパートを取得。

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