エバー航空にて台湾へ。
新年明けましておめでとうございます。
新しい年をいかがお迎えでしょうか。
デコラトリスの多賀谷洋子です。
この数年、年末年始は台湾で過ごすことが恒例になっていて、
今年も、台湾南部の台南と高雄に行って来ました。
人が多く、意外にも「ほっこり、台湾」が出来にくいと個人的に思っている台北を敢えて避け、今年は素通り。
ダイレクトに高雄に入ります。そのため、エアは「エバー航空」に初トライ。
アメリカ系エアで10年近くフライトしていたからか、やはり、海外どこに行くのも外資系を選ぶことの方が多いように思います。
もちろん、日系会社のきめ細かさやホスピタリティ、そして清潔感は世界一だと思いますが、よりフランクな外資系の方が居心地が良いというか、馴染みやすく、旅の高揚感が味わえるような気がして、今回の台湾行きは、エバー航空を選びました。
普段、機内食は極力控えるようにしていますが、今回は別。
こちらのビジネスクラスの食事は、京都「なかむら」と「鼎泰豐」がプロデュースしていて、事前にネットでオーダーすることも可能なのです。というより、事前オーダーを推奨しています。
こちら、乗客、乗務員双方にとって嬉しいシステムです。
私が現役時代、ビジネスクラスのサービスは、エコノミークラスよりゆったりと時間に余裕を持って仕事できて、好きなポジションでしたが、唯一憂鬱な業務がありました。
それは、ミールオーダーをとること。
会社にもよりますが、ビジネスクラスであってもふんだんに有り余るほどの機内食を搭載しないのは常で、当然のことながら、全てのお客様のメインコースが希望通りにいかないということは多々あります。
時としてそれがクレームとなり、外資系の場合、外国人クルー担当のお客様であっても、機内での日本人からのクレーム処理は、日本人乗務員がせざるを得ないということが多かったため、皆様ご希望通りのオーダーがいきわたると、ほっとしたものでした。
ですので、この事前オーダーは、お互いに余計なストレスもなく、且つ時間も食品のロスもなく本当に便利。こんなことが、現役の頃にもあったら、どんなに快適に仕事が出来たことか。。。。
そんなことを思っていると、NARUMIのテーブルウエアに盛り付けられたお食事が運ばれてきます。
ネットで事前オーダーしたのは、「鼎泰豐」のワンタン。
「そうは言っても、機内食は機内食だし」と、実は侮っていましたが、
皮はもっちもっち、中に入っているエビはプリップリ、と久しぶりに感動する機内でのお食事でした。
ところで、この時期の台湾、クリスマスを過ぎていても、ディスプレイは撤去せずに、旧正月の頃まではそのままの状態のようで、至るところでクリスマスツリーを見ることが来ます。
但し、近づいてよく見ると、開運、招福、招財をモチーフにした中国的な吉祥アイテムが取り入れられていて、とても斬新でキッチュ、そしてダイナミックな年末の光景です。
ショッピングモールにはカルティエのツリー。
パンテールでさえも、狛犬のように見えてくるではありませんか。
暖かい台湾で1週間過ごし、東京の寒さが身に応える毎日、
どうぞ、皆様もお風邪などお召しになりませんよう、幸多き一年でありますよう、心より祈っております。
今年も、拙ブログをどうぞよろしくお願いいたします!!
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