
クリストフル青山本店にて、テーブルデコレーション
デコラトリスの多賀谷洋子です。
前回は、「クリストフル」日本橋三越本店ブティックでのスタイリングをご紹介しましたが、
今回は、青山本店の様子をお書きします。
まずは、青山通りに面したブティック1階のディスプレイです。
三越同様、こちらも「ジャルダン・エデン」がメインですが、こちらはもう少しモダンな雰囲気。
この界隈、ハイエンドなラグジュアリーインテリアを扱うお店がとても多いこともあり、そんな空間に合いそうグラマラスなテーブルデコを提案しています。
8月はお花が傷みやすいため、リーフと蘭だけのシンプルアレンジです。
女優モードで気品ある、大好きなカトレア
うっとりと見入ってしまいます!
稲穂のように垂れ下がる蘭
大好きなバンダは、プラチナ「マルメゾン」のカップに合わせています。
ディスプレイに関しては、後日改めて詳細をお書きするとして、
今回は、二階サロンで開催されているテーブルデコの特別展示を、ハイライトでご紹介します。
クリストフルの商品に、私物を少し合わせていますので、仕事のディスプレイより、もう少し私らしさを感じて頂けるのではないでしょうか。
3つの食空間を提案していますが、
まずは、夏の「ジャルダン・アペリティフ」
テラスなどで陽光を浴びながら過ごす夏のひとときは、
家族だけのギャザリングスタイルで。
クロスは全てフランスで購入してきたジャガード織りですが、
こちらは日本では珍しい「イブ・ドローム」のもの。
ベッドリネンのブランドですが、さすが、発色とカラーセンスが素晴らしい!
ポジターノで購入したリモンチェッログラス。
南イタリアの太陽の下だからこそのレモン色。日本にはない鮮やかな色あいですね!
続いて、秋のニュアンスカラーのディナー空間には、クラシックな「マルメゾン」や
「マルリー」のカトラリーなど、デコラティブなものを合わせています。
スモーキーグリーンのフルートグラスは、コンテンポラリーヴェネチアンブランドの「モレッティィ」社のもの。
拙著撮影などでもよく使っているので、ご覧になったことがある方もいらっしゃるのでは?
テーマが「エピキュリアンのシャンパーニュディナー」のため、「マルメゾン」のキャビアサービスも。
ショコラ、マロンなどこっくりとした色合いの「アフターディナーのティタイム」
テーブルフラワーは、アネモネがモチーフ「ベルエポック」のアイスバスケットとウオーターサーバーを使っています。
トレイの上のリキュールグラスは、サンルイのような雰囲気ですが、実はメイドインジャパン。
木村硝子店のグラスで、江戸切子の職人さんのハンドメイド。
とても繊細で麗しく、溺愛しています。
ざっくりとしたご紹介ですが、
クリストフルの代表コレクションを通して、art de la tableフランスのテーブルアート、食卓の美学のようなものを、パノラマティックにご覧頂けるような空間になっています。
本来、限られた顧客の方のみにご案内している催しですが、
フィガロブログ読者の方もご関心のある方は、特別にご招待させて頂きます。
このような時期ですので、事前アポイント制にて、お人数を制限してのご案内となりますので、
下記、青山本店に、直接お電話にてお問合せくださいませ。(もちろん、入場無料です)
イベントは、8月22日まで。自粛期間の気分転換にでも、是非お立ち寄りください!
皆様にお越しいただけますのを、心よりお待ちいたしております。
☆パリスタイルよりお知らせ
テーブルデコレーションレッスン基礎コースを、クリストフル青山本店にて開講中です。
ご関心のある方はどうぞお問い合わせください。info@paristyle.jp
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