ケンダル・ジェンナー、出演CMの炎上にショック。
Culture 2017.04.11
ケンダル・ジェンナーは、出演したペプシのCMが物議をかもし、ネットで炎上したことで大ショックを受けている様子だ。
ペプシは4日、ケンダルが平和デモに巻き込まれるという内容のCMを公開した。ケンダルがモデル撮影をしているそばで、デモ参加者が通りすぎると、ブロンドのウィッグを投げ捨てて唇の口紅を拭い、撮影をやめてデモ行進に参加。そして氷入りのバケツからペプシの缶を取り出し、警備中の警官に渡す......というのがその全容だ。
翌5日、市民権運動や抗議デモをソフトドリンクを売るために矮小化しているという批判が殺到したため、ペプシはこのCMを撤回。さらに「的外れな」キャンペーンにケンダルを巻き込んでしまったことを謝罪する声明も出している。
ケンダルは、このCMがネットで炎上したことを受け、人前に出るのを避けるようになったとゴシップサイト「Hollywood Life」は伝えている。
「彼女は(CMに)すごく期待していた」と、ある事情通。
「でもいまでは、もう仕事ができなくなったり、世間の笑いものになったりするんじゃないかと怖れている」
このCMに出演した役者のひとりは米『People』誌に対し、エキストラの大半はアメリカ出身ですらなく、このメッセージの重大さは全く知らなかったと語っている。
「アメリカ在住じゃないけれど、もし住んでいたら事前に問題が分かったかもしれないし、不愉快に感じたかもしれない。でも何も分からなかった」と、タイ出身の役者は匿名を条件に打ち明けた。CMの制作コーディネーターも、撮影は実際にはタイで行われたことを認めている。
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