モナコ公国の双子の公子、母シャルレーヌ公妃のいない新学期。

Culture 2021.09.09

モナコ公国のアルベール2世大公は月曜日、双子の子供たちが新しい学校に初登校する際、ひとりで付き添った。シャルレーヌ公妃は南アフリカから帰国することができず、つい最近も体調を崩して短期入院したばかりだ。

9月6日の月曜日、モナコのジャック公子とガブリエラ公女は、父アルベール2世の付き添いで新しい学校に初登校した。母シャルレーヌ妃は、医療上の理由で南アフリカから戻れずにいる。双子が入学するのはカトリック系私立学校であるフランソワ・ダシーズ・ニコラ・バレ校で、小学校1−2年合同クラス で学ぶことになる。地元のテレビ局、モナコインフォが撮影した映像で分かるように、新入学の6歳児は全員、学校の制服とマスク姿で初登校してきた。

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モナコから12,500km離れた地での療養

3月から南アフリカに滞在しているシャルレーヌ公妃は同地で深刻な耳鼻咽喉科領域感染症の治療中だ。9月1日の水曜日には体調を崩し、ネットケア・アルベリト病院に救急搬送された。モナコ王室によれば容体が「安定」したため、保安上の理由から翌日に退院したものの、その後も公妃はモナコと子どもたちから12,500km離れた地でずっと療養している。

そもそも公妃が南アフリカへ赴いたのはズールー族の王、グッドウィル・ズウェリティニ・カベクズールーの葬儀に参列するためだった。その後、公妃のもとを家族が訪れて再会できたのは8月末にすぎない。そしてやや緊張感漂う再会の写真は、長期にわたる別居で生じた離婚の噂を再燃させた。

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「チームの一員」

新学期が始まる直前にピープル誌のインタビューに応じたアルバート2世大公は、焦りを告白している。「シャルレーヌに早く戻ってきてほしい。早く戻ってきてほしいのは彼女が私の、私たちの人生、モナコでの暮らしの一部だからだ。これまでのように子供達の世話を一緒に焼いたり、他にもさまざまなことを再び手伝ってくれるようになるのが待ち遠しい。これはチームで頑張ることだからだ。チームの一員が欠けると、すごく大変になる」

text: Stéphanie O'Brien (madame.lefigaro.fr)

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