「石井ゆかりの星占い」発売記念カウントダウン企画！ 石井ゆかり星占い、2010年下半期を振り返る。

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以下「フィガロジャポン」2010年7月号より。

この夏ターニングポイントへ、扉の時間がやってくる。

こんにちは、石井ゆかりです。
　私はネットや雑誌媒体などで、ここ10年ほど、星占いについての記事を書いていますが、その中でもこの2010年の夏というタイミングは、とても「ハデ」です。多くの人にとって、人生の節目となるような重要な出来事が起こりそうな、いわば「時代のターニングポイント」のように見えるのです。
このところ、この印象的な時間のことを、私はあちこちで「扉の時間です」と表現してきました。まさに、時代の扉や未来への扉を開くような、その向こうにはまだ見たことのない光があふれている、というような、そんなイメージの星回りになっているのです。
　通常、「月間占い」「年間占い」など、カレンダーの節目に沿って「星占い」は行われますが、ほぼカレンダーどおりに動いてくれるのは、空の星では「太陽」のみ。星占いで用いるほかの9個の星々は、カレンダーとは無関係に自分のペースで空を運行していきます。この9個それぞれのペースを持った星すべてが、私たちにとって「時計の針」の役割を果たしてくれているのです。
　2010年の夏という時間は、約12年、約28年、約84年という大きな時計の針が、時計の文字盤の基準となるような場所を動く、印象的なタイミングです。とはいえ、その後ふたつの針はいったん、過去の流れに戻ります。いわば、「未来の扉を少しだけ開けて、その向こうの景色を見渡したうえでもう一度扉のこちら側に戻り、秋以降、年内いっぱいをかけて再度、足りない部分を準備し直したうえで、2011年の年明け、本格的に扉の向こうに進む」という段取りになっているわけです。
　人それぞれ、この「扉」の意味は違っています。以下に*1、12星座それぞれの「扉」について見ていきたいと思います。過去と未来がくっきりと分かれるような夜と朝の境目、日の出の瞬間のような時間を、そのまっただ中でちゃんと実感してみたい、と思うのです。

注１）「以下に」が指している内容は、当記事内ではなく、12月9日（金）発売の「石井ゆかりの星占い」に掲載されています。

>>次ページ「星座のテーマを象徴する石。」

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星座のテーマを象徴する石。

私たちの魅力や才能は100人いれば100通り、それぞれに違っています。それらは本来、比較して優劣を競うことなどできない絶対的な力です。流行に流されたり、モノ差しで測ったりすることのできない、その人の中心に燃えて、そこから発する輝きです。
　今回の特集では貴方とほかの人の魅力の「違い」を、石の姿になぞらえてみました。これらは一般的な「誕生石」とは少し違っています。古い星占いの手法を下敷きに、私が12星座を石になぞらえました。
　誰にでも自分だけのカラーと輝きがあります。それは誰とも比べられない、とわかっていながらも、ついつい比べて落ち込んでしまう私たちがいます。そんな誤解や迷いを、貴方の核心によく似た宝石のきらめきが、吹き飛ばしてくれればいいな、と願っています。
 

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