小さな幸せの見つけ方。 素敵な人に聞く、ハッピーな気分になるためのルーティン。

Culture 2021.03.15

世界が一変し、幸せとは何か?を誰もが考えさせられたこの一年。ハッピーな気分になれる工夫を持って日々を生きていきたいもの。日常を心地よく過ごしている素敵な人たちに聞きました。 What‘s your little happiness?

Sustainable

無心で向き合う、 靴のメンテナンス。

シトウレイ ストリートスタイルフォトグラファー/ジャーナリスト

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石川県出身。早稲田大学卒業。ストリートスタイルフォトグラファーとしての経験をもとにTVやラジオ、ファッションセミナー、執筆、講演等、活動は多岐にわたる。

「私の場合、日々の幸せは靴のメンテナンスをしている時間かもしれません。自己流で適当なお手入れなんですが。汚れをブラシで掃いて、栄養クリームを塗り込んで……靴の経年変化を観察しつつ、無心で向き合う時間は充実感で満ちあふれています。メンテナンスが終わった後に、ピカピカした靴を眺めるのも達成感があります」

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Art

子どもと一緒に絵を描く。

TISCH フォトグラファー

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東京藝術大学美術学部芸術学科卒業、2005年よりフォトグラファーとして活動。数々のモード誌の撮影を手がけている。今年は、自身初となる作品集を発刊予定。

「小さい頃から絵を描くのが好きです。大人になってあらためて絵を描くようになったきっか けは、子どもとの絵の具遊びが新鮮な刺激に満ちていたこと。端材に色を塗らせてみると、大胆にはみ出したり模様を描いてみたり。なるほどと思って、さっそく翌日試してみる。そんなふうに偶然だらけの曖昧な絵を完成させるのが、日々の楽しみです」

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Outdoor

携帯電話を持たずに、太陽を浴びて散歩。

モトーラ 世理奈 モデル/女優

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1998年、東京都生まれ。昨年、主演映画『風の電話』が第70回ベルリン国際映画祭国際審査員特別賞を受賞。「東京デザインが生まれる日」(テレビ東京系)でドラマ初主演を務めた。

「晴れた日は、携帯電話を持たずにニット帽と手袋をして散歩することが私の小さな幸せです。太陽の光を浴びると、ハッピーな気持ちになれるから。コタツでミカンを食べながら映画を観るのが私の冬のパターンだけど、昨年はステイホームな時間が多かったから今年はたくさん 太陽を浴びたいなと思っています」

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山に登って、心と身体を浄化させる。

小嶋智子 スタイリスト

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モード誌やブランドカタログ、広告、女優のスタイリングなどを手がける。 ハイファッションからヴィンテージまで幅広いアイテムでセンシュアルな女性像が魅力。

「20歳の頃からコツコツ山登りをしています。いまでも仕事の合間を縫って、休みの日に山を登るのが 習慣。感覚と動作が研ぎ澄まされていく中で、目の前に広がる大自然の色彩は格別で、心も身体もキレイに浄化されていくような気持ちになります。写真は、これまで30回は訪れている大好きな水の山、南アルプス」

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Cat

5年間連れ添う愛猫のお出迎え。

小谷実由 モデル

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1991年、東京都生まれ。ファッション誌や広告を中心にモデルや執筆業で活躍し、作家やクリエイターとの企画にも積極的に取り組む。昭和と純喫茶を愛する。

「日々幸せにしてくれるものは、もちろん猫!愛猫のしらすと暮らして5年になります。性格はクールでかっこつけですが、私が家に帰ると、玄関まで迎えにきてくれる優しい一面も。どんなに落ち込んだ日も、家に帰って彼の顔を見ると、すべてが吹き飛んでしまうんです」

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保護ネコ3匹がもたらす癒しの時間。

D ニャン公 創設者

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1995年、佐賀県生まれ。インスタグラムフォロワー数は約250万人で、国内一般人1位。101カ国語でメッセージを発信し、 世界中のモード都市を飛び回っている。

「保護ネコ3匹を引き取って暮らしています。初めは心を開いてくれなかったんですが、だんだんと甘えてくれるようになりました。僕の彼女は医療従事者なので、いま毎日大変そうです。 残業が当たり前になっている彼女を、ニャンズは玄関まで出迎えてくれるんですよね。その時の彼女の表情を見ることも、とっても幸せです」

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*「フィガロジャポン」2021年3月号より抜粋

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