今年も開催! 映像とアートの国際フェスティバル。

Culture 2018.02.01

存在し得ないものまでも、炙り出す映像メディア。

『恵比寿映像祭』

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横溝静『PRAYER』2007年。見知らぬ人や祈る人と言葉を交わさずに、イメージのみを通した対話から可視化されるものとは。

第10回のテーマは「インヴィジブル」。光学技術を駆使した写真や映像は、目に見えないものを可視化してきた芸術という一方で、存在し得ないものまで浮かび上がらせてきた。大量のイメージが流れ込む現代の日常に浸透した、映像のビジョンを考察。新進作家から妖精の映像までが飛び出す構成は刺激的だ。

『恵比寿映像祭』
会期:2/9~2/25
東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルームほか(東京・恵比寿) 
営)10時~20時(最終日は~18時)
休)2/13、19
入場無料(定員制のプログラムは有料)

●問い合わせ先:
tel:03-3280-0099
www.yebizo.com

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*『フィガロジャポン』2018年3月号より抜粋

réalisation : CHIE SUMIYOSHI

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