杉本博司と桃山時代の美術が、400年を超えて共鳴。

Culture 2018.10.13

4世紀を超えて交差する、西洋と日本の美術工芸史。

『信長とクアトロ・ラガッツィ 桃山の夢と幻+杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ』

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杉本博司『螺旋階段Ⅱ、ヴィラ・ファルネーゼ』2016年。天正少年使節も訪れた、ルネサンス期の建築物を撮ったもの。

1582年、ローマ教皇のもとに派遣された4人の天正少年使節を巡る美術史をテーマとする本展。キリシタンの美術工芸や織田信長に関わる作品展示を通して、華やかな桃山時代の文化と美術を概観する。400年の歳月を超えて、偶然にも少年使節と同じ足跡を辿っていた杉本博司の新たな創作の道行きもつまびらかとなる。

『信長とクアトロ・ラガッツィ 桃山の夢と幻+杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ』
会期:2018年10月5日~11月4日
MOA美術館(静岡・熱海)
営)9時30分~16時30分
休)木(11月1日は開館)
一般¥1,600

●問い合わせ先:
tel:0557-84-2511
www.moaart.or.jp

※『フィガロジャポン』11月号より抜粋

réalisation : CHIE SUMIYOSHI

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