ナタリー・ポートマンのケープを巡って、バトル勃発!?

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9日に開催された第92回アカデミー賞授賞式にプレゼンターとして登場したナタリー・ポートマン。その際に着用していたケープに対し、お騒がせ女優のローズ・マッゴーワンから物言いが入った。

この日、金の刺繍を施した黒衣のエンパイアドレスを纏ったナタリーだったが、その上に重ねたケープは、今回のアカデミー賞にノミネートされていない女性監督の名前を刺繍で施すといったメッセージ性の強い代物だった。

実際、「ロサンゼルス・タイムス」の記者に対してナタリーは、「素晴らしい仕事をしたのに認められなかった女性のヒーローを、私なりの方法で讃えたの」と、コメントを残している。今年度の監督賞にノミネートされたのが全員男性だったことに対するナタリーなりの抗議だったととらえられるだろう。

そんなナタリーに対し、歯に衣着せぬ発言と「Me Too」ムーブメントを推し進めてきた人物で知られるローズは、ナタリーの行為を「フェイク」と非難。SNSで長々と反論を唱えている。

「主要メディアから、その勇気を絶賛されたようだけど。勇敢? 全くそんなものじゃないわ。誰かの真似をして演じているようなものよ。多くの人がそうであるように」

「私たちのように(女性の権利を守るために)実際に動いている者にとって、ポートマンのような行動が先に出るタイプは、本当に攻撃的だと思う。嫌味から書いているのではなく、嫌悪感から書いているの」

「あなたと同類の女優とは誰? あなたたち“Aリスト”の女優なら、立ち上がれば世界を変えられる。あなた自身が問題になる代わりにね。そう、ナタリー、あなた自身が問題よ。リップサービスが問題。他の女性たちに対する嘘にまみれたサポートが問題ってわけ」

対するナタリーも、同業者からの口撃には手慣れたもの。自らの体験をもとにして毅然と切り返している。

「女性の名前が入った服を着たことを‟勇敢”とするのは、確かに正しくないと思う。その点はマッゴーワンに同意するわ。勇敢とは、ハーヴェイ・ワインスタインに対し、ここ数週間で信じられないほどのプレッシャーのもと、証言している女性たちにこそ相応しい言葉だから」

「私は女性監督とは数本しか映画を作っていないのは事実。長いキャリアの中で、女性監督と組む機会は数回しかなかったわ。残念ながらお蔵入りになった作品もある」

「もしこれらの作品が制作されるとしたら、女性監督たちは大きな課題に直面することになると思う。私は、女性監督をプロジェクトに雇い入れる手助けをした経験が何度かあるけれど、彼女たちはその後につきつけられる条件によって、はじき出されてしまうの。ようやく完成したとしても、女性監督による映画は、あらゆる点で問題にぶつかることになる。映画祭への参加、配給を受けること、称賛を得ること――どんな段階においても妨げになるものが存在する。だから私は言いたいの。挑戦してみた、と。これからも挑戦し続けるつもりよ。まだ成功していないけれど、私たちの一歩が新しい日を生み出すことにつながると期待しているわ」

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photo: Richard Shotwell/Invision/AP/AFLO, texte: ERI ARIMOTO

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