フジロックフェスティバル'10【その2】
Music Sketch
すみません、アップするのが遅れていて。あまり猛暑で、フジロックに行く前にバテてしまっています(苦笑)。
土日の苗場は天気が良さそうですし、人手も増えそうです。GREEN STAGEの場所取りに気を遣わないとならないかもしれません。
《31日(土)》
GREEN STAGEの昼に登場するJOHN BUTLER TRIOは、フェス向きのジャム・バンド。これまでもFIELD OF HEAVENといったゆったりと聴ける会場で熱いライヴを展開してきましたが、今回は今まで知らなかった人にも彼らの素晴らしい演奏を知ってもらえるメイン・ステージでの登場。その後に続くのは、インドに傾倒し、フォーキーなサイケデリック・サウンドやロックにそのテイストをミックスしているKULA SHAKERや、一応ジャズ・ミュージシャンという名を掲げながら、卓越したセンスと抜群のエンターテインメント性でどんな名曲も自分のものにしてプレイしてしまうJAMIE CULLUM。タイプの違うUKのミュージシャンたちですが、絶対に会場を盛り上げてくれるはずです。トリを務めるROXY MUSICは言わずもがな。ヴォーカルのBRIAN FERRYが秋に新作を出すこともあってノリにノッており、80年代の名盤のひとつ『AVALON』をはじめとするヒット曲に酔いしれたいですね。
この日のWHITE STAGEは人気の高い日本人バンドも多数登場し、終盤を締めるのは、ONE DAY AS LION。RAGE AGAINST THE MASHINEのフロントマンであるZAC DE LA ROCHAによる新プロジェクトで、ユニット名からして、その過激なサウンドが伝わってくるよう。フル・アルバムのリリース前に日本でワールド・プレミア・ライヴとして登場します。そしてこのステージのトリにはMGMT。最新アルバムがバンドでのレコーディングだったため、その内容がどのように再現されるかが楽しみ。ルックスから女子人気がとても高いので、早めに行かないと入場規制がかかるかもしれません。
その他にもRED MARQUEEにはUKの若手バンドの中でも一目置かれている6人組バンドDETROIT SOCIAL CLUBや、ミクスチャー・ロックの雄として、80年代から圧倒的な人気を博しているFISHBONE、アイリッシュ・ミュージックの影響が強いFLOGGING MOLLYなども注目したいところ。
そしてもう少しユルリとしたい人はFIELD OF HEAVENやORANGE COURTでDELEK TRUCKS & SUSAN TEDESCHI BANDやEMELINE MICHELなどに耳を傾けることをオススメします。
この日は深夜にGREEN STAGEにはCHRIS CUNNINGHAM、RED MARQUEEにはBOYS NOIZE、MYLOなどが登場するので、クラブ系が好きな人は眠っている場合ではないかもしれません。
*to be continued