「齊藤工 活動寫眞館」について

齊藤工 活動寫眞館 ・肆 中村達也。

「齊藤工 活動寫眞館」について

フィガロジャポン本誌とmadame FIGARO.jpの連載「活動寫眞館」。丁度肌寒くなってきたとある10月、ドラマーの中村達也と齊藤は六本木のビルの屋上に集まった。

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撮影は、中村が北海道でのツアーを終えた翌日。たったひとりでドラムと向き合う、「独り叩き旅」。莫大な精神力を外へ放出した後にも関わらず、疲れをまったく感じさせない軽快な身の振るまい。黒のシャツに黒のスーツ、ノーネクタイ。屋上に置かれた木の箱にそっと腰かけ、ゆっくりと撮影は始まった。

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「ミュージシャンとして、役者としてはもちろん、人間としての“コア”の魅力に惹かれる。映画を観ていても、“根”がしっかりとはっているのが見えるんです」
齊藤は「映画にはその人の“根”が写るもの」と語り、映画を通して中村の持つ根本の人間力に心から感動し、刺激を受けているようだ。そして今回のセッション。
「想像していた通りです」
スクリーンで見る中村と生身の中村。どんな角度でコネクトしても、中村の魂は齋藤に同じ温度で届いているのがわかる。
「会うたびに印象が違うね」
以前ふたりは、渋谷センター街でばったりと遭遇したことがあった。中村は齊藤の変化を感じたのかもしれない。撮影を終え、デニムのオーバーオールに着替えた中村を見て、齊藤もひとこと。
「遠かった存在がいま、いまこの瞬間だけ近くなりました。でも、また背中を見ていたいです。“中村達也”は永遠の憧れなので」
ストイックな姿と、やんちゃな姿とのギャップ。齊藤も同じく、中村の変化をダイレクトに感じていた。

TATSUYA NAKAMURA
元BLANKEY JET CITY、稀代のドラマーとして、現在も多数のバンドで活躍中。俳優として、映画『蘇りの血』(2009年)、塚本晋也監督作『野火』(15年)などにも出演。異端の存在感を発揮している。最新作は1月13日公開、中村文則原作の映画『悪と仮面のルール』。
http://nakamuratatsuya.jp
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TAKUMI SAITOH
移動映画館プロジェクト「cinéma bird」主催。映画監督作に『半分ノ世界』(2015年・国際エミー賞ノミネート)。18年2月3日公開の初長編監督作『blank13』は、国内外の映画祭にて作品賞、監督賞、俳優賞等、現在5冠を獲得。写真家として、KinKi Kidsシングル『薔薇と太陽』ジャケット写真、綾野剛や柄本佑など俳優のオフィシャルスチールを撮影。
www.b-b-h.jp

 

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