HaaT ハートの日常着に宿る、手仕事への愛情。

Fashion 2021.09.22

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メイドインジャパンのテキスタイルと手仕事のぬくもりを追求するハートが、よりミニマルに、サステイナブルに生まれ変わった。素材開発への情熱と手仕事への愛情、現代のライフスタイルに添う提案を、最新のコレクションとものづくりの背景にまつわるインタビューから紐解く。

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淡色部にオーガニックコットン、濃色部に未防縮ウール混紡を使い、「織りの開き」という技法で仕立てた。光と影のコントラストを異素材のギンガムチェックで表現。トップ¥68,200、パンツ¥70,400/ともにハート(イッセイ ミヤケ)

今シーズンのテーマは「双面性」。「コロナ禍を受けて変化しつつある現代の価値観を反映させた」というコレクションには、季節の繊細な移ろいに対応する日常着の「エブリデイ」、シーンを問わず着用できるように機能性や汎用性を重視した「エブリウィーク」、個性とラグジュアリーを表現した特別な日のための「エブリマンス」と、時間軸や使用頻度で区別した3つのラインを設けた。

20周年という節目を迎えて、これまで以上に持続可能なものづくりにも挑む。過去に採用されなかった素材や環境に配慮した素材を積極的に用いた今シーズンは、信頼する作り手や工場とともに、一着で機能性と高揚感を両立させたミニマルなワードローブを実現。ハートの視点で新しい暮らし方を提案する。

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繊細なピンタックを手作業で全面にあしらった、インド綿のツイルのドレス。ブランドの原点であるインドのクラフトマンシップに敬意を表して。¥93,500/ハート(イッセイ ミヤケ)

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1983年、初めて訪れたインドで、職人たちの熟練の技や精緻な手仕事に感動したというハートのトータルディレクター、皆川魔鬼子。当時の日本は紡織業でも大量生産化が進み、合繊や機械織機が中心のものづくりに傾いていたから、手仕事や天然素材の魅力、自然への敬意を再認識するきっかけになった一方で、機械織りでも技法や加工を工夫することで手のぬくもりを感じさせるテキスタイルを開発できないか、そんな意欲も抱くようになった。希少な技を持つ職人を全国で探し、生産工場と試作を繰り返し……。2000年に天然素材中心のアイテムで構成するハートをスタートしたのには、こんな背景があった。

「ハートに携わる20年のなかで、ものづくりに対する姿勢が揺らいだことはないが、コロナ禍を受けて価値観や自身のライフスタイルには大きな変化があった」と皆川。環境になるべく負荷をかけないミニマルな生活とは。現代のライフスタイルに寄り添う、上質で機能的かつ環境に配慮したワードローブとは。資源やエネルギーを無駄にしない効率のよい生産体制とは。こうしたマインドセットを形にしたのが、新生ハートだ。
「エコポリエステルやキュプラ、モダールなどリサイクル素材やサステイナブルな素材をできる範囲で使用するほか、半端な糸を縦糸・横糸に採用するなど廃棄をなくす努力をしています」

最高のクオリティと生産効率のどちらをも可能にする、選りすぐりの職人や工場とのタッグから生まれた本コレクション。ミニマルな生活を実践するなかでも服がもたらす高揚感を味わってほしい、そんな作り手の思いが込められている。

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ハートが信頼する「毛織の匠」が手がけた、ウール×オーガニックコットンで仕立てたリバーシブルジャケット¥107,800、防縮ウールのパンツ¥52,800、インナー¥15,400/以上ハート(イッセイ ミヤケ)

公式サイトはこちら

●問い合わせ先:
イッセイ ミヤケ
tel:03-5454-1705

 

photography: Yuriko Takagi editing: Ryoko Kuraishi

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