things to do 2019 いま大人な女が着たいのは、ユースデザイナーの服。

いまの気分やムードを的確に捉えた、若きデザイナーたちの服。フレッシュな才能が作る、ウエアラブルな服を今季は着たい。

マルニ創業者の娘が手がける、等身大なブランド。

｜PLAN C

マルニの創業者でありデザイナーでもあるコンスエロ・カスティリオーニの長女カロリーナが、2019年春夏より立ち上げたブランド。マルニのスペシャルプロジェクトでディレクターを務めたカロリーナの新ブランドのコンセプトは、彼女自身が「いま着たい服」。いまの女性の気分がダイレクトに反映された美しいテキスタイルのコレクションは、イージーでリラックスしたムードで楽しめる。

チェックジャケット￥205,200、シャツ¥86,400、ショーツ￥81,000（予定価格）/以上プラン C（パラグラフ）

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フィービーチルドレンによる新ブランド。

｜ROKH

デザイナーは韓国出身のロック・ファン。セントラル・セント・マーチンズで学士号を取得後、セリーヌのデザイナーとしてフィービー・ファイロのタジオで経験を積む。2016年に自身のブランドを設立。18年、LVMHプライズで特別賞を受賞し、さらに注目を集める。“アダプタブル”をテーマにしており、ボタンの付け替えによって解体と構築を繰り返すことができるアイテムなど、流動性のあるデザインが特徴。エレガンスとアンバランスなディテールで、新しい女性像を描く。

チェックドレス￥60,480、スリーブアクセサリー￥60,480/ともにロック（アデライデ）　ミュール￥85,320/セルジオ ロッシ（セルジオ ロッシ カスタマーサービス）

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｜PETER DO

デザイナーのドゥはFITを卒業後、2015年度のLVMHプライズ グラデュエイト プライズで優勝。その後、拠点をパリに移し、フィービー・ファイロ率いるセリーヌで経験を積んだ。2019年SSのシーズンより、自身の名を冠したブランドを立ち上げた。一見すると実験的だが、実にウエアラブル。「遊び心を加えた日常着」がコンセプトで、デザインのスケッチ画を描かず、ボディに合わせて立体裁断をし、布をあてがいながら仕立てていく彼の服は、美しさと快適さが共存した新時代の服だ。

トップ￥49,680、スカート￥74,520/ともにピータードゥ、イヤーカフ￥55,080/ラッツェル アンド ウォルフ（以上アデライデ）　サンダル￥24,840/シー（エスストア）

※『フィガロジャポン』3月号より抜粋