2020 - 21年秋冬 おしゃれ好きが考える、モードの未来予想図 現代を生き抜くのは、エレガントだけどタフな女。
Fashion 2020.10.31
この秋、タフな女性像がファッショントレンドに浮上。ついリモートワークが多いとリラックススタイルになりがちだけど、たまには強くエレガントなルックに身を包みたい。注目のスタイルをフィガロ編集者がピックップしました。
現代を生き抜くのは、エレガントだけどタフな女。
女性らしいエレガンスを兼ね備えながら、地に足ついた強さを感じる。フェミニンでもハンサムでもない、“ウーマンフッド”を体現する服。ロング&リーンなシルエットで、逆境もしなやかに泳ぎきっていこう。
Givenchy
クレア・ワイト・ケラー最後のジバンシィ。ポイントは今季らしいレザーのロンググローブ。ボクシーなコートに淡いピンク……など、マニッシュさと女らしさのバランスがいまっぽい。赤のかませ方も絶妙!
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Saint Laurent
美しい仕立てのジャケットから、ボウタイを風になびかせて歩くさまがハンサム。濡れたようなツヤを放つラテックスパンツで、クラシックなスタイルがモダンに変身。
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Acne Studios
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The Row
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Valentino
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Tod's
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Sportmax
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Prada
強さとしなやかさが同居していて、かつオリジナリティも感じさせるような女性像。ほかにもロエベやマルジェラなど、アンバランスだったりどこかを強調したフォルムのスタイリングが目を引いた。
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Stella McCartney
黒で、囲みアイラインや太い跳ね上げラインを入れたメイクがとても多かった。実際に取り入れるなら、ステラ マッカートニーの目のキワからあえて離して入れた細いラインくらいが遊び心もあって可愛いのでは。眉をしっかりストレート気味に描くのも今季の特徴。
*「フィガロジャポン」2020年9月号より抜粋