ユナイテッドアローズ社が手がける「みんな」の服。

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20180412_05.jpg「フレアにもタイトにもなるZIPスカート」カラー:レッド、ブラック サイズ:Sショート、Sロング、Mショート、Mロング¥17,280

「inclusive design(インクルーシブデザイン)」という言葉をご存じでしょうか? 日本語では、排他的の対義語である包含的なデザイン、という意味になりますが、従来のマーケティングやデザインではターゲットの外に置かれがちな人々、つまり障がい者や高齢者、外国人などを除外せず、彼ら一人ひとりの声をくみ取って、ともに新しいモノを生み出していくという考え方です。そうすることで、多数派の人たちにとっても、いままで見落とされていた新しい需要を発掘できる可能性があります。

ユナイテッドアローズ社は、このインクルーシブデザインをファッションの世界で展開した新レーベル「UNITED CREATIONS 041 with UNITED ARROWS LTD.」を立ち上げました。これは“いまだ解決されていない誰かひとりの課題を起点に、プロダクト・サービスを開発する”プロジェクト、「041(オールフォーワン)」を推進するソーシャルユニット「Social WEnnovators」とのコラボレーションによるもの。2016年に発足された同ユニットは、これまでにスポーツ分野における“041SPORTS”や、レスキュー分野における “041SOS”などを手がけてきましたが、ユナイテッドアローズの新レーベルは“041FASHION”プロジェクトの中核となるものです。

新レーベルのアイテムは、受注数が生産最低ロット数に達したアイテムのみ生産するクラウドファンディングスタイルで販売されます。まず第1弾商品として6アイテムが発表され、041のウェブサイトで受注が開始されています。容易に着脱やアレンジができ、なおかつファッショナブルなアイテムは、身体に障がいを持たない人にとっても魅力的なデザイン。ユナイテッドアローズ上級顧問の栗野宏文氏は「人が洋服を買う理由は、それが自分にとって大事かどうか、着て楽しいかどうかで、その原点はオーダーメイドだと思います。041のアイテムは、ワンの方はもちろん、ほかのオールの人にも着てもらいたい」と語ります。生まれたばかりのこの新しいレーベルから、今後どのような新しいファッションが生まれていくのか、要注目です。

 

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texte : TATSUHIKO WADA

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