薔薇をテーマにした、ディオールの美しい写真集。
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品格、愛、女性らしさを象徴する薔薇は、ムッシュ ディオールが愛した花であり、メゾンのインスピレーション源となる花。この夏、フランス・ノルマンディー地方の港町、グランヴィルのクリスチャン・ディオール美術館にて、薔薇をテーマにした展覧会『DIOR AND ROSES』展が開催されるのを機に、ディオールは、この花の女王のさまざまな側面を讃える同名の写真集『DIOR AND ROSES』を発行。
『DIOR AND ROSES』Éric Pujalet-Plaà、Brigitte Richart、Vincent Leret 寄稿 Rizzoli刊 45ドル(9/7よりamazon.comでも購入可能)
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ディオールの花の冒険は、クリスチャン・ディオールが幼少期を過ごしたグランヴィルにあるヴィラ リュンブに始まり、メゾンの歴史が詰まったパリのモンテーニュ通り30番地まで、伝統と芸術、創造性を融合したさまざまな表現を辿ってきた。クリスチャン・ディオールとその後継者たちのクリエイションを通じて、オートクチュールのシルエットから香水まで、薔薇はときにモチーフとして、ときに原材料やインスピレーションとして、ディオールのクリエイションに不可欠な存在でもあったのだ。それはまさに、ディオールの夢を不朽のものにする、永遠の美の象徴。
グランヴィルの展覧会には行けなくても、この写真集を手に入れて、ディオールと薔薇の美しい関係にしばし浸ってみたい。
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text: Natsuko Kadokura