Fashion 連載
きものの楽しみ
結城紬で名高い「奥順」さんのお店
きものの楽しみ
またまたご無沙汰。言い訳はしません。
8月の暑い日に、きものの会がありました。
あまりに季節はずれですが一応、ご報告を。
場所は、銀座の中華レストラン。
全員集合はビルの前で。
真夏なのに個性的なきもの姿が揃いました。
夏ものには珍しい重松さんの黒のひとそろいが見事でした。
きものは訪問着。紋付の羽織です。
大倉さんは粋な黒に白の明石縮(あかしちぢみ)。
スッキリして格好良い。
私は大きな矢羽根の麻のきもの。
帯は池の小さな金魚です。
黒地に赤と銀の丸柄の夏御召の岩崎さん。
帯は蛍の柄の博多変わり織。
翡翠の帯留が効いてます。
初参加の小島聖さんは、ブルーと白の大きな格子の小千谷縮(おぢやちぢみ)にグリーンの芭蕉布(ばしょうふ)の帯がさわやかでした。
やはり初参加の本間さんの白地に赤の矢絣に黒と赤の格子の麻の帯も若々しくて魅力的。
小島さんと男性陣ふたり。
なんだか楽しそう。
一色采子さんは、お母様からのものという素敵な芭蕉布のきもの。帯は麻の半巾帯。
さすがの着慣れた姿でした。
そして9月のはじめには、結城紬で名高い「奥順」さんがお店をオープンなさるということで結城へ。
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実際に結城を織る工程を見学させていただだきました。
紬の館では、資料を拝見したり、商品を見たりも。
フィガロ1月号で黒木華さんに着ていただいた結城も、この時見つけました。
そして結城紬を着る体験も。
編集担当のKさんと。
結城を着てうかがったのが今回オープンの結城澤屋さんでした。
スタッフの方たちが結城を来た姿もきまっています。
お店の内です。反物以外に帯や小物もそろいます。
そして、今年最後のきものの会が一色さんのご自宅でありました。
玄関でお出迎えふうの3人とリンゴとタンゴの2匹。
主人役の一色さんは格子の紬に紅型の染め帯。
グレー無地紬の岩崎さんは黒地に風神・雷神の染め帯が素敵でした。
アローズの深谷さんはお母さまからという絞りのきものに袋帯が優雅。
私は紺地に麻の葉の紬にベージュ地の博多帯。
紺地の細やかな縞のお召の大倉さんもはやり赤の博多帯。柄行が素敵な博多でした。