Vol.3 土地のイメージを感じて、充実の旅を。
caoの心の育て方。
ウィークリーで連載中の「caoの心の育て方。」。いつもとちょっと違った考え方をしてみると、心がぐっと元気に軽くなる。そんな話を一緒に読みたい記事と合わせてご紹介。(caoさんの紹介は初回へ)連載は大きなテーマを複数回に分けて、さまざまな角度からアプローチ。最初のテーマは「旅」、まずは旅に出るまでにフォーカスします。
前回のお話はこちらへ▶背中を押す、旅の仕方。
ビジネスで、旅行で、訪れたその土地のカラーをイメージしてみましょう。
イメージは、世間で言われているシンボルカラーでなくて、あくまでもあなたのインスピレーションからイメージすることが大事。
お仕事で、旅行で、ひとりか、どなたかと一緒か。また、移動手段や時間帯によってもイメージが違ってくるでしょう。
幾通りものシチュエーションがありますね。
たとえば、飛行機でイタリアに降り立ったとしますね。
カラッと乾いた土の香りからどんなカラーをイメージしますか?
人のエネルギーからどんなカラーをイメージしますか?
綺麗な女性や男性からどんなカラーをイメージしますか?
降り立った瞬間に感じる、そこの土地のイメージをカラーで感じる。
さらに、街並みを歩きながら、赤系のパラソルが多いなぁとか、洋服がはっきりした色だなぁとか、色々ありますよね。
人の言葉やトーン、髪の毛の色、場の空気、その時の天気によっても違ってきたりして。
トータルに感じるカラー。
トータルで感じるカラーは、その土地についての感覚的なイメージに近いかもしれませんね。五感をフルに使って感じる「何か」をカラーに表す。
そんな風にしてイメージを膨らませて、買ったお洋服はその土地にしっくりときます。
あなたもその土地に馴染み、居心地よくなるかもしれませんよ。
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その土地のイメージカラーを感じるまでの時間は、人によって差があるかもしれませんね。
着いた瞬間に感じる、10分20分と徐々に感じる、ホテルに着いて一息してから感じるなんてことも。
人によって感じるタイミングはさまざまよね。
意識的に五感を使い始めると、その土地のその時のちょうどいいタイミングで、あなたの心をくすぐるさまざまな情報をキャッチしやすくなります。
たとえば、その日しかやっていない地元のお祭りだったり、地元の人しか知らないおいしいお店だったり。
そんな出合いを期待しつつ、訪れた土地を楽しむスタートを切ってみてくださいね。
いつからか動物や植物など、言葉を使わないコミュニケーションが得意(なのか?)。そんな風になんとなく毎日を楽しんでいるちっぽけな光の欠片。https://note.mu/caoyuru
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illustration : MARIKO ENOMOTO