冷水希三子に教わる 朝から夜まで、キレイなスープ生活。 料理家・冷水希三子による、緑のミネストローネ。

Gourmet 2018.04.25

朝食をゆっくりのんびりいただく。なんて時間をなかなかもてない平日。
そんなとき、身体にやさしいスープがあると、心も身体もしあわせに! 作り置きも可能な、朝食にぴったりのスープレシピをご紹介。

身体に染み込む野菜たっぷりの滋味深い味を、料理家・冷水希三子がレクチャー。

Breakfast|朝

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緑のミネストローネ
繊細な緑野菜の味わいを、朝の身体に。

トマト色のイメージが強いミネストローネを緑の野菜で。
動物性の食材は使わず、透明感のある味が重なって起きぬけの身体にすっと染み入る。
ポイントは野菜に塩とオイルをまぶして重ねること。驚くほどそれぞれの甘味が引き出される。
野菜の食感も生かされていて、かむことで身体が目覚めていく。グリンピースや新玉ネギを加えてもいい。

【材料 2人分】
セロリ 5㎝
玉ネギ 1/4個
インゲン 8本
カブ 2個
グリーンアスパラガス 1束
スナップエンドウ 8本
EVオリーブオイル 大さじ1
塩 適量
水 400㎖

【作り方】
1. セロリの葉は刻み、茎は1㎝角に切る。残りの野菜はすべて1㎝角に切る。
2. 鍋にセロリの茎、玉ネギ、インゲン、カブを入れ、半量のEV オリーブオイルと塩少々を加えてなじませる。蓋をして10〜15分弱火にかける。時々混ぜる。
3. ボウルでアスパラガス、スナップエンドウ、残りのEVオリーブオイル、塩少々をなじませてから2に加え、蓋をして10〜15分煮る。時々混ぜる。
4. 甘い香りがしてきたら水を加えて中火にし、沸騰したら弱火にする。好みの硬さになったら塩で味を調えて出来上がり。うつわに盛ってセロリの葉を散らす。

料理家
冷水希三子 Kimiko Hiyamizu

雑誌、書籍、広告などで料理提案、レシピ制作を行う。スープの素を使わず、食材の味を引き出す達人。近著に『スープとパン』(グラフィック社刊)がある。

*『フィガロジャポン』2017年3月号より抜粋

>>料理家、冷水希三子さんが推薦、鎌倉野菜とワインのおいしい店。

photos : AKIKO BABA, stylisme : MISA NISHIZAKI, texte : MEI HOJO

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