お家で作る世界のホテルのレシピ。#13 【世界のホテルレシピ】モルディブスタイルのビーフタコス。
Gourmet 2019.09.21
世界のさまざまな国のホテルのシェフが、家でも作れるホテルの味を伝授する短期連載「お家で作る世界のホテルのレシピ」。今回は、モルディブのリゾートから届いた、何と“和牛”が主役のレシピをご紹介。
和食材にインスパイアされた、ユニークな一品。
アミラフシ・リゾート&レジデンス /モルディブ
「WAGYU ビーフタコス」
今年の夏に発表された、「ザ・ワールド・ラグジュアリー・スパ&レストラン・アワード2019」。その中で、インド洋地区「ベスト・ラグジュアリー・ウォーターサイドレストラン」と「ベスト・ジャパニーズレストラン」に選ばれたのが、モルディブのリゾート、アミラフシのシグネチャーレストラン「フィーリング・コイ」。水上に浮かぶ、“IZAKAYAスタイル”のダイニングだ。
そんな話題のスポットから届いたのは、ユニークな「WAGYU ビーフタコス」。餃子の皮を揚げてタコスに見立てたもので、具には和牛の旨味たっぷり。見かけよりも食べごたえがあるけれど、ポン酢ソースの酸味が、全体をさっぱりと食べさせてくれ、カリッとした皮も心地がいい。
日本酒の充実した「フィーリング・コイ」に倣って、冷やした日本酒を合わせるのもいいし、ランチならビールを用意しても楽しめそう。ポン酢風味の牛ひき肉は、ちょっぴり贅沢ながらも、私たちにはなじみのある味。余ったら、翌日はトマトやアボカドとともにご飯にのせてWAGYU丼を作ってみてはいかが?
和⽜ひき⾁ 200g
トウガラシ 少々
タマネギ 半分
餃⼦の⽪ 8枚
ダイコン 少々
エクストラバージンオリーブオイル 少々
サラダ油 適量(揚げ油として)
アボカド、ハーブ、ハラペーニョなどお好みのトッピング
〈ポン酢ソース〉
醤油 125ml
酢 大さじ4
レモン果汁 小さじ2
〈作り⽅〉
1. 酢、醤油、レモン果汁を混ぜ合わせポン酢ソースを作る。
2. 餃⼦の⽪を丸くカーブするように180℃の油で揚げる。もし、きれいな形にならなくても、後で具をのせやすいような形になれば問題ない。
3. トウガラシとタマネギをみじん切りにする。
4. フライパンにオリーブオイルを⼊れ、ひき肉を炒め、3を加えてさらに炒めてポン酢ソース50ml を加える。
5. ダイコンを細いせん切りにする(つまのように)。
6. 平らなお⽫にダイコンを置き、4をのせた餃子の皮を並べる。
7. アボカド、ハーブ、ハラペーニョなどで飾る。
真っ青な海に浮かぶ、優雅なリゾート。
マーレ国際空港から、水上飛行機でわずか30分。59の一戸建てのアイランドホームからなる、優雅なリゾートがアミラフシ。話題のバブルテントが設置された木の上にあるスカイハウスや、8つのビーチレジデンスなど、大家族や友人同士で訪れても楽しめると同時に、究極のプライベート空間を求めるカップルにも理想的。
「ザ・ワールド・ラグジュアリー・スパ&レストラン・アワード2019」で2冠を獲得したシグネチャーレストラン「フィーリング・コイ」に加え、「ジェヴースパ」も「ベスト・ラグジュアリー・ジャングルリゾートスパ」を受賞、ハットトリックを達成した。多くのゲストに愛される、いまもっとも注目すべきリゾートのひとつ。
Amilla Fushi Resort & Residences
Baa Atoll, Maldives
Tel. +960 660-6444
www.amilla.mv
●問い合わせ先:
トラベルファクトリー ジャパン
tel : 03-5784-2522
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