自家製チャーシューの冷やし中華で、暑い夏を乗り切ろう!

Gourmet 2021.06.11

From Pen Online

自宅で過ごすことが多くなった休日、料理にもチャレンジしたい。料理研究家の平野由希子さんに、簡単な夏麺レシピに加え、それに合わせる酒も提案してもらった。

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夏の麺料理の定番、冷やし中華を自宅でつくるなら、のせる具材を厳選し、手づくりチャーシューで特別感を底上げしてみるのもいい。チャーシューづくりと聞くと、時間と労力がかかりそうなイメージがあるが、実はとても簡単につくる方法がある。煮込みには時間をかけず、30分程度がしっとり仕上げるコツだ。

そんなチャーシューが主役の冷やし中華には、風味豊かなクラフトビールを。無濾過やIPAなど、ホップの香りが強めのタイプなら、肉の味わいをさらに膨らませ、ペアリングをより深いものにしてくれるはずだ。

【自家製チャーシュー】
材料(つくりやすい分量)
豚肩ロース肉(ブロック)…500g 
醤油…1カップ 
酒…1/2カップ 
みりん…1/2カップ 
砂糖…大さじ4 
長ネギ(青い部分)…1本
ショウガ(薄切り)…2枚
サラダ油…少々

つくり方

1.フライパンにサラダ油を熱し、ネットをかけた豚肩ロース肉全体を焼く。
2.材料を入れて中火にかけ、煮たったら弱火で30分煮る。

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30分煮込んで、粗熱がとれた状態の豚肩ロース肉。この旨みが凝縮された煮汁を、冷やし中華のタレに使用するのがポイント。

【冷やし中華】
材料(2人分)
中華麺…2玉 
チャーシュー…150g
キュウリ…1本 
長ネギ…1/2本
ラー油…小さじ1
塩…少々
ディジョンマスタード…適量
(A)
チャーシューの煮汁…大さじ3
酢…大さじ2
水…大さじ2
胡麻油…小さじ1

つくり方
1.チャーシューは太めの千切り、キュウリは千切り、長ネギは縦半分に切ってから斜め5㎜幅に切り、水にさらす。ボウルにキュウリ、長ネギを入れ、塩をふって混ぜたら、チャーシューとラー油を加えて和える。

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2.湯を沸かし、中華麺をパッケージの表示通りにゆで、冷水にとった後、しっかりと水けを切る。

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3.器に2.を盛り、(A)を混ぜ合わせたものをかけ、1.をのせる。ディジョンマスタード(辛子でも代用可)を添える。

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合わせたいクラフトビール

無農薬栽培の新鮮なホップを使用し、年に1~2回だけつくられるビール。無濾過ならではのソフトな口当たりが特徴で、やわらかな麦芽の味わいが豊かに広がる。インテグラーレ330ml ¥946(税込)/ザゴ(ノンナアンドシディ TEL:03-5458-0507)

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こちらの記事は、2020年 Pen 8/15号「決定版 夏の麺喰い。」特集よりPen編集部が再編集した記事です。

 

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text and edit: Kei Yoshida, photographs: Jun Hasegawa, styling: Misa Nishizaki

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