バターが香る、サツマイモのブルーチーズとナッツ添え。

鎌倉の朝市で、コロンと小さな新サツマイモを見つけました。
「サツマイモは寝かした方が甘みが増す」と聞いたことがあったので、生産者の方に「お味はどうですか? 寝かした方がいいですか?」と伺ったところ、「そんなに大差はないからいま食べても大丈夫」とのアドバイス。
早速STAUB鍋でじっくりと火を入れてみたところ、ホクホクと甘いサツマイモに仕上がりました。

サツマイモを使って、秋の到来をテーブルに表現したい……という想いから出来上がった今回のレシピ。
ふかしたサツマイモを縦にカットし、切った断面をバターでカリッと焼きます。ブルーチーズ(またはマスカルポーネ)を塗り、ミックスナッツとおいしい塩をのせて完成です。

香ばしいバター風味のサツマイモに、チーズとナッツのコクを加えました。甘いサツマイモとブルーチーズの塩加減が素敵なマリアージュです。ブルーチーズが苦手な方は、生クリームのようなクリーミーな味わいを持つマスカルポーネを使うのがおすすめです。

新サツマイモの小さなサイズ感も、見た目がかわいくて大満足! 持ち寄りパーティーにも使えそうです。ブルーチーズやナッツは赤ワインとよく合うので、秋のデザートとして一緒にお出しするのはいかがでしょうか。

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★ サツマイモのカリカリバターソテー•ブルーチーズとナッツ添え★

【材料】
サツマイモ(小)  適量
ミックスナッツ   適量
ブルーチーズ    適量
おいしい塩     適量
サラダオイル    大さじ1
バター         適量

【作り方】

  1. ブルーチーズを室温に戻し、練っておく。サツマイモをふかしておく。縦半分にカットする。
  2. フライパンにサラダオイルをひき中火にする。フライパンが温まったらバターを加え少し焦がす。
  3. サツマイモの切った断面を下にして、フライパンに入れる。焼き色が付いたら取り出す。
  4. サツマイモにブルーチーズを塗り、ミックスナッツをのせ、おいしい塩をかけて完成。

【ポイント】

  • ブルーチーズが苦手な方は、マスカルポーネで代用しても、とってもおいしいです。
  • 金箔を最後に散らしても可愛いです。
  • 底の部分を包丁で少しカットするとサツマイモが安定します。
  • サツマイモなど、根菜類はじっくりと火入れした方が、甘みが引き出されます。レンジでチンするより、じっくり蒸したり、オーブンや圧力鍋で火入れしてあげるとふっくらおいしく仕上がります。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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