パッションフルーツの酸味が利いた甘エビのたたき。

奄美大島、くっかる農園さんから届いた、いまが旬のパッションフルーツ。

前回は、ミキサーにかけるだけのパッションフルーツシャーベット（パッションフルーツ＋キウイ＋アガベシロップ＋塩）をお伝えしました。今回は、パッションフルーツを使ってシーフードに合うソースを作ってみました。

作り方は、とってもシンプル。
パッションフルーツの果汁、寿司酢、白コショウ、オリーブオイルを合わせたらソースの完成です。甘エビのトロッとした甘さが、パッションフルーツの優しい酸味で引き締まっておいしいです。

パッションフルーツは、種にも抗酸化作用があるようです。捨てるのがもったいなくてすべての種をミキサーにかけたところ、写真のようにパッションフルーツの鮮やかな黄色というより、種の黒がやや目立つソースになってしまいました。
綺麗な黄色いソースに仕上げたい場合は、種を入れないか、入れるとしても少量にした方がよさそうです。

★ 甘エビとパッションフルーツソース★

【材料】2人分　＊作りやすい分量
甘エビ（刺身用）  　　　　　　　　　30尾
エクストラバージンオリーブオイル 　 適量

A
パッションフルーツの果汁　 小さじ2
寿司酢   　　　　　　　　 　小さじ1
白コショウ  　　　　　　　  少々

B
刻んだディル　　  適量
ピンクペッパー  　適量
おいしい塩  　　　少々

【作り方】

1. パッションフルーツソースを作る：パッションフルーツを半分にカットする。種と果肉を取り出し、漉して、果汁を取り出す。残りのAと合わせてソースの完成。
2. 甘エビの殻をむき、身を出しておく。軽くたたく。
3. ココット（Sサイズ）の側面も含む内側全体に、オリーブオイル（分量外）をたっぷり塗る。2の甘エビをしっかり詰める。冷蔵庫で冷やしておく。
4. 盛り付ける：3のココットの縁に沿ってナイフを一周入れてから、お皿にひっくり返す。甘エビの上にBを散らす。
5. 4にパッションフルーツソースを流し入れる。おいしいエクストラバージンオリーブオイルをスプーンに取り、パッションフルーツソースの上に、少しずつ垂らしてドット柄にして完成。

【ポイント】

• レシピは目安の分量です。パッションフルーツの果汁：寿司酢＝2:1で大丈夫です。
• 種を使う場合は、Aのすべてをミキサーにかけて、細かく粉砕した方が口当たりがいいです。
• ココットにはオリーブオイルをたっぷり塗ってください。オリーブオイルが足りないと、甘エビがココットから上手く型抜きできません。

先日はホタテと合わせ、おいしくいただきました。魚介のサラダやハムサラダにも合いそうです。