シーフードの旨味がしみる、ひんやり冷たい豆乳スープ。

大好きなビーツ。いよいよビーツブームの到来か?! と思うほど、レストランやカフェはもちろん、道の駅やスムージー屋さん、一部のスーパーなどでもビーツを見かけるようになりました。

鎌倉の朝市の農家さんも、「去年と比べても今年は特にビーツが売れたよ」とおっしゃっていました。私がビーツを研究しているのを知っている友人たちからは、「実家の新潟にもビーツが売っていたよ」「銀座のアンテナショップでビーツを発見」「千葉でビーツを見つけた!」など、続々とビーツ情報が入ってきます。

ビーツは「食べる輸血」「奇跡の野菜」といわれ、栄養価が高いだけでなく、味が穏やかなのでどんな料理にも合わせられます。なにより、ビーツの赤色が鮮やかだから、ちょっと使うだけでキャッチーな料理ができるのが魅力。

私は、ビーツが手に入ると大量に購入し、圧力鍋で火を通し、冷凍しています。ビーツは栄養価が高いだけでなく、ちょっと使うだけでお皿が華やぐので、とっても便利で楽しいです。

今回は、ビーツを使ったスープのご紹介です。

お皿に、刻んだ野菜(ビーツ、キュウリ、ミョウガなど)、シーフード(ホタテ、エビ、サーモン)、キヌアを前菜風に盛り付けて、オリーブオイルを少し垂らしたら、キンキンに冷やしておいた豆乳スープ(豆乳+鶏がらスープの素)を注いで完成。

豆乳を優しく注ぐと、ビーツの赤が豆乳に滲み出てきてピンク色のマーブル模様が浮き出てきます。事前に垂らしておいたオリーブオイルがゴールドのドット柄になって、お皿の底からポコポコと、豆乳の表面に浮き出てきてキラキラ美しいです。

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★豆乳とビーツのマーブルスープ★

【材料】1人分
A
豆乳                 100cc
鶏がらスープの素(顆粒)     大さじ1/4

B
刻んだビーツ                     小さじ1 *火を通しておく
ホタテ、エビ、ホタルイカ、スモークサーモン    各1つ *茹でておく
茹でておいたキヌア(押し麦でもOK)         大さじ1
エクストラバージンオリーブオイル         小さじ1
チャービル(パセリなどで代用可)           適量

【作り方】

  1. Bをお皿に盛り付ける。
  2. 冷やしておいたAをゆっくりと注いで完成。

【ポイント】
茹でたシーフードから旨味が出るので、シーフードは必ず入れてください。ホタテ缶なども使えます。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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