食後はワンスプーンで。マスカルポーネのリモンチェッロがけ。

砂糖を加えたマスカルポーネに、すりおろしたレモンの皮と岩塩をパラパラとのせ、イタリア産レモンのお酒「リモンチェッロ」をかけるだけで至福のデザートが完成。このひと皿をお出しするたびに「おーいーしー!」の歓声が上がります。

マスカルポーネはイタリアのチーズ。ティラミスにも使われています。生クリームと似たような味わいですが、生クリームをさらに濃くしたようなコックリとしたクリーミーさを持っています。

私はマスカルポーネを生クリームの代わりによく使います。ホイップする必要はないし、溶けてこないし、日持ちがするのでとっても便利です。マスカルポーネが余ったらバターの代わりにパンに塗ったり、熱々に温めたマロンパイやアップルパイに添えたり、パスタのクリームソースを作ったり……おいしいアレンジが可能です。

リモンチェッロはアルコール度数が30度と高いので冷凍庫で保存しても凍りません。夏はリモンチェッロを冷凍庫に常備してキンキンに冷やします。ロックでクイッといただくと、止まらないおいしさ。リモンチェッロは飲みやすい甘口のお酒なので、飲み過ぎ注意です。

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★ マスカルポーネ・リモンチェッロがけ★

【材料】
リモンチェッロ   適量
マスカルポーネ   適量
粉糖(または 砂糖)  適量
無農薬レモンの皮  適量
おいしい塩     適量

【作り方】
1. マスカルポーネに粉糖を加え、軽く混ぜ合わせる。
2. スプーンに1をのせ、すりおろしたレモンの皮を散らし、おいしい塩を隠し味程度にほんの少しのせる。
3. リモンチェッロをかけて完成。

【ポイント】

  • マスカルポーネと砂糖を混ぜ合わせる際、混ぜすぎると分離して水分が出てきてしまうので注意。
  • マスカルポーネもリモンチェッロもしっかり冷やした方がおいしい。
  • 大きめのスプーン2本でマスカルポーネの形を整えてから、盛り付け用のスプーンにのせると綺麗に形作ることができる。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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