ほんのりレモンが香る、イチジクとブルーチーズの簡単パイ焼き。

旬のイチジクとマイルドな味わいのブルーチーズをパイにのせて焼いてみました。蜂蜜をたっぷりかけていただきます。

ラズベリーも添えることで、フレッシュな酸味と真っ赤な色合いがアクセントになりました。黒コショウの代わりにピンクペッパーを散らしたところ、見た目にも味わいにもパンチが加わりました。仕上げに、レモンの皮をすりおろしたら、レモンの皮のほんのりとした苦味と爽やかさがブルーチーズに加わり、リッチな味わいに変身です。材料さえ揃えれば、切って焼くだけなので、ぜひ作っていただけたらうれしいです。

*ブルーチーズは種類によって味わいが異なります。ブルーチーズの選び方については下記【ポイント】に詳しく書かせていただきました。

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★イチジクとブルーチーズのパイ★ 2人分

【材料】
冷凍パイシート(長方形)   2枚
ブルーチーズ *ゴルゴンゾーラ(ドルチェ) 60g
イチジク(1個30g) 2個
ラズベリー  7粒

A
レモン(無農薬)の皮のすりおろし  小さじ1/2
ピンクペッパー 10粒
ミントの葉(小) 8枚

蜂蜜  お好み

【作り方】

  1. オーブンを180度に予熱しておく。冷凍パイシート(2枚)を並べ、めん棒で軽く延ばしながら2枚のパイシートをくっつける。直径20cmの円形に切り(お鍋の蓋などを利用するとよい)、ふちから0.5cmほどを内側へ折り曲げる。生地全体にフォークでしっかり穴をあける。オーブンで15分ほど空焼きする。焼き上がったら網にのせ、熱を冷ましておく。
  2. イチジクを7mmにスライスする(縦、横お好みで)。
  3. 1のパイに2のイチジク、ラズベリー、ブルーチーズをのせ、200度のオーブンでさらに15〜20分ほど焼いていく(イチジクから汁が出てくるぐらいまで熱を入れる)。
  4. 仕上げに、Aを散らし、蜂蜜をたっぷりかけて完成。

【ポイント】
ブルーチーズは、塩気やクセが強いものから優しいタイプまでさまざまです。今回は優しいタイプのゴルゴンゾーラ(ドルチェ)を使いました。いちばん塩気が強くクセが強いのは、フランス産ブルーチーズ「ロックフォール」。ブルーチーズが苦手な方でも食べやすいクリーミーなタイプはイタリア産ブルーチーズ「ゴルゴンゾーラ(ドルチェ)」です。ゴルゴンゾーラには「ピカンテ」と「ドルチェ」の2種類があります。ピカンテは塩気が強く、ドルチェは塩気が控え目でクセも少なく優しい口当たりです。基本的に「ドルチェ」または「ピカンテ」と明記されていますので、チェックしてみてください。

 

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Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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