テーブルの主役に! こんがりチキンソテーのブドウ添え。

生クリームを煮詰めたクリームソースに、こんがりとキツネ色に焼き上げた鶏モモ肉をのせ、白ワインで蒸したブドウを添えて最後にパセリとピンクペッパーを散らしてみました。

ブドウを添えることで、フレッシュな酸味と甘味がプラスされ、鶏モモ肉の旨味と絶妙にマッチします。味だけでなく、お皿にドット柄が加わり、火を入れた黒ブドウから出る果汁と白いソースが重なって、ところどころにピンク色が見え隠れします。黒コショウの代わりにピンクペッパーを入れることで、見た目が華やかになるうえ、爽やかな風味が全体を引き締めてくれます。

秋ならではの味わいを楽しんでいいただけたらうれしいです。

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★鶏モモ肉のソテー・クリームソース・ブドウ添え★
3〜4人分

【材料】
鶏モモ肉 (骨付き、または骨なし) 600g
白ブドウ(大きいもの) 5粒
黒ブドウ(大きいもの) 5粒
白ワイン 大さじ2

A
生クリーム(動物性) 200cc
砂糖 小さじ1弱
醤油 一滴
塩 ひとつまみ

パセリの葉    適量
ピンクペッパー    適量

【作り方】

  1.  下準備:鶏モモ肉を常温に戻す。肉に塩コショウ(分量外)を軽くふり、手でしっかり揉み込んでおく。ブドウを半分に切り、種を取り除いておく(ブドウは色別に分けておく)。パセリの葉を刻んでおく。
  2. 焼く:フライパンにオリーブオイル(分量外:小さじ1)をひく。1の鶏肉の皮目を下にしてフライパンに入れ、蓋をする。中弱火にかけ、皮の脂を溶かすイメージで、じっくりと焼いていく。途中でひっくり返し、中まで火を通していく(※肉の大きさや骨の太さによって火入れ時間が異なる。骨がある場合、火が入りにくいので皮が焦げないように気をつけながら、中弱火でじっくりと20〜25分ほど焼いていく)。
  3. ブドウに火を入れる:フライパンから肉を取り出し、うつわに移しておく。フライパンに残っている脂を捨て、キッチンぺーパーでふきとったら、白ブドウ、白ワイン(大さじ1)、塩(分量外:少々)を加え、弱〜中火にかけ、軽く炒める。ブドウに軽く火が通り、白ワインがほぼ蒸発したらうつわに取り出す。黒ブドウも同様に火を入れうつわに取り出しておく。
  4. ソースを作る:Aの材料を3で使ったフライパンに入れ、煮詰めていく。軽くとろみが出てきたら、味見をして塩と砂糖で整える(味が物足りない時は塩を、コクが足りない時は砂糖を少しずつ加える)。
  5. うつわに4のソースをひき、お肉を盛り付け、パセリと3のブドウを散らし(出てきた果汁も肉にかける)、ピンクペッパーを指で潰しながらかける。

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Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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