どこでも花見気分が楽しめる、春のおにぎりレシピ。

春らしいおにぎりを作りたくて、桜の塩漬けを使ってみました。

ほぐした鮭、炒り卵を混ぜ合わせた炊きたてのお米に、ウズラの卵とグリーンピース、桜の塩漬け(塩を抜いたもの)をあしらって握ってみました。桜にほんのりと残る塩気や塩鮭が全体の味を引き締めてくれます。

桜の塩漬けは、塩抜きしてドリンクに浮かべたり、チーズにのせてハチミツといただいてもおいしくいただけます。桜の塩漬けを活用して、春の食卓を楽しんでいただけたらうれしいです。

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●春のおにぎり●

【材料】 作りやすい分量(小さなおにぎり4つ分)
炊きたてごはん 200g
ウズラの卵 2ケ
塩漬け桜 4つ
グリーンピース 4粒
塩鮭  30g

A
鶏卵  1つ
砂糖  小さじ1/2
米酢  小さじ1/4
塩  ひとつまみ
片栗粉  ひとつまみ

【作り方】

  1. ウズラの卵を茹でる:熱湯で3分茹でたあと、流水に入れ冷ましながら殻をむいていく。横半分に切っておく。
  2. 桜の塩抜きをする:小さなボウルに水を入れる。桜を入れ、水の中で塩をしっかり振り落とす。水を替え、桜を水に15分ほど浸けたら、キッチンペーパーに取り出し水分をとる。茎が長い場合は適度な長さに切る。
  3. グリーンピースを茹でる:グリーンピースをサヤから取り出す。グリーンピースに塩(ひとつまみ)をまぶしてから2分半茹でる。火を止め、湯に入れたまま荒熱をとる。
  4. 炒り卵を作る:ボウルにAを入れ混ぜ合わせる。フライパンにAを入れ火にかける。固まってきたら泡立て器でかき混ぜ、炒り卵に仕上げていく。
  5. 塩鮭に火を通し、骨や皮を取り除き、細かくほぐしておく。
  6. ボウルに炒り卵、塩鮭のほぐしを入れ、全体を和えてから、炊きたてのお米を加え、全体を切るように混ぜ合わせる。
  7. 手に水をつけ、塩をのせ、手に馴染ませる。手のひらに6をのせ、フワッと軽く握り形作る。準備しておいたウズラの卵、桜、グリーンピースをのせて握る。残った材料で同じ作業を繰り返す。

【ポイント】

  • 桜の塩漬けを長く水に浸け過ぎると色があせてきます。
  • 炒り卵に片栗粉とお酢をちょっと入れることで黄色が華やかになります。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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