アスパラガスと焦がしバターホタテで旬の一皿を。

旬のアスパラガスとホタテを使った一皿を作ってみました。おいしい塩加減の熱湯でアスパラガスを茹で、焦がしバターで表面にサッと焼き色をつけた半生状態のホタテのソテーを合わせ、刻んだ皮付きのリンゴ、ピンクペッパー、パセリを添えてみました。

ソースは、フライパンでクルミのエキスをじっくりと引き出したオリーブオイルにバルサミコ酢を合わせ、隠し味にお醤油を加えたものです。クルミのカリカリとした食感とホタテとの相性も抜群です。

リンゴの刻みを添えることで、甘酸っぱさとサクサクとした食感が重なります。最後に爽やかな香りがするピンクペッパーとほんのりとした苦味のあるパセリ、塩を散らすことで、全体により深みが生まれます。塩はフレーク状になっている“MALDON”を使うと、口溶けが滑らかでおすすめです 。

甘くてジューシーな旬のアスパラガスとホタテを楽しんでいただけたらうれしいです。

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★アスパラとホタテの一皿★

【材料】作りやすい分量
アスパラガス(ホワイトまたはグリーン) 3〜4本
ホタテ 3〜4ケ
リンゴ(赤系) 1/4ケ(50g)
クルミ 20g
バター 10g
エクストラバージンオリーブオイル 大さじ6
バルサミコ酢 大さじ5
醤油 小さじ1/2
ピンクペッパー 適量
パセリ 適量
塩 適量

【作り方】

  1. 下準備:アスパラガスをおいしい塩加減の熱湯で茹でる。ホタテにお酒(分量外:大さじ1〜)をまぶしておく。クルミとオリーブオイルを冷たいフライパンに入れてから、弱火でじっくり火を入れる。クルミに細かく泡が出てきたら火を止め、そのまま放置しておく。冷めたら小皿に取っておく(フライパンは後ほど使うので洗う必要なし)。
  2. リンゴを準備する:リンゴの芯を取り除き、皮を付けたまま、0.5cm角に刻む。ボウルに水を張り、塩をひとつまみ加え、溶かしたら、刻んだリンゴを入れる(変色防止のため)。1分ほどしたらザルに取り出しておく。
  3. ホタテを焼く:キッチンペーパーで帆立の水気をとる。ホタテの両面に軽く塩を振っておく(下味をつけるため)。1のフライパンにバターを入れ中火にかける。バターが軽く焦げてきたら、ホタテを入れ、表面に焼き色を付けていく。両面にきれいな焼き色がついたら火を止める。ホタテを取り出しておく(フライパンはそのまま使うので洗う必要なし)。
  4. ソースを作る:3のフライパンにバルサミコ酢を入れ、再び弱火にかける。バルサミコ酢に軽くとろみがついたらすぐに火を止める。醤油と1のクルミ、オリーブオイルを加え全体を合わせておく。
  5. お皿に茹でたアスパラガスを並べ、帆立をのせる。刻んだリンゴを重ねる。ソースをかけ、ピンクペッパーとパセリ、塩(ひとつまみ)を散らす。

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Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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