見た目にも楽しい!
一口サイズの「クロックマダム」

私は現在、日仏学院に通っています。
以前7年間勤めた会社ではフランス語を使っていたのですが、退職してからというもの友人とのメールのやり取り程度しか使わない日々が続きました。

久しぶりに来日した友人からは「フランス語が下手になっている」と言われる始末。簡単なコミュニケーションをとるには不自由しませんが、以前より言葉がスムーズに出てこないもどかしさを実感し、学校に通うことを決断したのでした。

先日の日仏学院での授業はフランスのテレビニュースの聞き取りでした。クラスメイトの大半は60歳以上。とてもおしゃれだしフランス語が達者なうえ、日本はもちろん世界の時事、歴史、経済など、すべてにおいて知識が豊富! 授業中は競うように発言していきます。この授業にはフランス語をマスターしながら元気なマダム&ムッシューたちから刺激をいただきに行く感じ。こんな風に年齢を重ねられたらいいな、と思える素敵な方々です。


さてさて。本日のレシピは「クロックマダム」。
フランスのカフェなどで出されるトーストの一種です。

パンにハムとチーズを挟んでバターを溶かしたフライパンで焼いたものが「クロックムッシュ」。その上に目玉焼きをのせたのが「クロックマダム」です。

ベシャメルソースをかけたりするものもあるけれど、今回はハムとチーズを挟んだだけのシンプルバージョンです。ウズラの卵を使う一口サイズ。見た目もかわいく仕上がります。

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★クロックマダム★

ハムとチーズを挟んだサンドイッチパンをフライパンでこんがりきつね色に焼いて、目玉焼きをのせたら完成。バターの香ばしさと、小さなかわいいウズラの卵がポイント。
白と黄色の小さな目玉焼きがちょこんと乗っているだけで、なんだか楽しい気分になります。


【材料】 (一口大のクロックマダム4ケ分)
うずらの目玉焼き 4ケ
ハム 1枚
スライスチーズ 2枚
薄いサンドイッチパン 2枚
バター 適量


【作り方】
ハム(1枚)とスライスチーズ(2枚)をはさんだ薄いサンドイッチパン(2枚)の外側両面にバターをぬりフライパンで奇麗な焼き色を付ける。4等分にカットしウズラの目玉焼きをのせて完成。


【ポイント】
最後にピックで刺して仕上げればパーティフードにも。
ウズラの卵は、割るより上の部分を思い切ってハサミで切った方が楽に中身を取り出せます。

青海七生 Nao Aoumi
パーティ料理研究家

フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親に言われ続け、大学では仏語を専攻し留学も経験。仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修……とフランスと関わる人生を歩む。現在は「ワクワクしてる?」をコンセプトに、ビジュアルも含めて食の楽しさを伝える料理教室を主宰。各メディアにレシピを提供する傍ら、メドックマラソンやボルドーでのワイン研修に参加するなど、渡仏&食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://brunch-nao.amebaownd.com

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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