人気ブーランジュリーが手がけた、職人技のミルフィーユ。

この春は、パティスリー・ブーランジュリー発信のスイーツに注目。生地へのこだわりが存分に感じられる、魅惑のクリエイションを堪能して!

■ “逆さ折り”で仕上げた、ザクザク食感のパイ生地。

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ミルフィーユといえば、重ねられた層を崩さず食べるのが難しいというイメージがあるけれど、最近は、パリでも縦型がトレンドとなっているのだとか。クリームの軽さと生地の力強さのコントラストを楽しんで。ミルフィーユ フランボワーズ ¥600

今春、代官山にカフェ併設店をオープンした「リチュエル」。店舗では、専属パティシエによる限定のパティスリーを展開している。なかでもまず味わってみたいのが、リチュエルならではのこだわりの生地がたっぷり満喫できる「ミルフィーユ フランボワーズ」だ。通常、パイ生地は小麦粉でバターを織り込んで作られるが、リチュエルではバターの風味を際立たせるため、バターで小麦粉を包み込む“逆さ折り”の手法でザクザクとした食感のフィユタージュ・アンヴェルセを作り上げる。生地の間には、バターを加えながら空気を抱き込むように仕上げたムース状のクリームを挟み、トップには全体を酸味のアクセントで引き締めるフレッシュフランボワーズ。その隣には口どけの軽いクレームシャンティを絞り、上には香り付けにライムのゼスト、下には果肉感を残したフランボワーズのコンフィチュールを忍ばせた。スタイリッシュな見た目と、手の込んだ職人的アプローチをバランスよく融合したミルフィーユ。午前11時以降のできたてを狙って、手みやげにしたい。

RITUEL代官山店|RITUEL DAIKANYAMA
東京都渋谷区代官山町20-23 TENOHA代官山&NEXT 1F
tel: 03-5489-7639
営)10:00〜20:00
不定休

 

photo:TETSUO KITAGAWA, texte:AKARI MATSUURA

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