カクテルがヒントに！ 華やかに咲いたミモザのおはぎ。

まぶしい夏の陽射しに似合う、イエロースイーツ。見た目もとびきりハッピーなクリエイションで、午後のティータイムを演出しよう。

■ 意外性たっぷり、旬のフルーツ×餡のマッチング。

桜新町の本店に続き、2018年2月にオープンした学芸大学の2号店もコンクリート打ちっ放しのミニマルな空間に、整然と並べられた杉の木箱の風景がアイコン。フォトジェニックなおはぎは、オリジナルのわっぱに詰めてもらうとさらに美しい手みやげに。ミモザ オレンジのシャンパン煮 ￥310

季節ごとの素材を餡と巧みに融合しながら、色とりどりの芸術的なおはぎを提案する「タケノとおはぎ」。なめらかな食感のもち米は赤米入りで、オーナーである小川寛貴さんの祖母、タケノおばあちゃん直伝！　ラインナップは定番のこしあんと粒あんのほか、たとえば新春には八重桜や苺、夏が近づけばチェリー、バナナ、デコポンといった具合に「こんな素材まで？」と意外なフルーツと餡、もち米の三位一体が楽しめる。

この夏の一押しは、カクテルにヒントを得たオレンジのシャンパン煮を餡に混ぜ合わせた「ミモザ」。花びらのように絞られたオレンジ色の餡は軽やかな口どけで、餡の下に忍ばせたオレンジピールと果肉が爽やかな余韻をもたらしてくれる。お酒との相性も◎！