グットドール/銀座/中華料理 酒場のような空間で、フレンチ香る新チャイニーズを。

居酒屋感覚でサクッと中華を食べたい時に格好の一軒が銀座にオープンした。老舗ワインバーの居抜きという同店、内装も店名も以前のままだ。

「酒場とレストランの中間ぐらいの立ち位置です」とは橋本裕之マネージャー。雰囲気は酒場でも、白金劉安で料理長を務めた平川竜司シェフとマサズキッチン出身の近藤宏輔シェフのふたりが腕を振るう料理は、ベースのしっかりした中華の味。だが、フランスでの修業経験もある平川シェフだけに、盛り付けや味のアクセントにさりげなくフレンチの要素を加味。一見フレンチのようなホタテ貝料理も調理法は、ネギとショウガで炒める中華の技法。気軽に新感覚チャイナを楽しんで。

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料理はすべて¥5,000のコースから。「タラの白子 麻婆仕立て」。白子の甘味を損なわないよう辛さは控えめ。

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「ホタテ貝炒め カリフラワー添え」。ホタテ貝は油通ししてからネギとショウガで炒めるなど手法は中華そのもの。5〜7種供するペアリング(¥10,000〜)もおすすめ。

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ほろ苦い「フキノトウとカニの春巻き」。

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昨年12月に誕生。

-gourmande memo-

早い時間はコースのみだが、21時からはアラカルト対応も。春巻きと店いち押しの自家製レモンサワーを軽く一杯、という楽しみ方もできる。おひとりさま向けのショートコースも近々登場予定。

グットドール
東京都中央区銀座4-3-5 銀座ハトリビル3F
tel:03-3564-7218
営)18時〜23時L.O.
不定休
予算:¥6,000〜
座席数:カウンター10席、テーブル12席
www.goutte-dor.com

*『フィガロジャポン』2018年3月号より抜粋

texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA

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