モツ酒場 こがね／外苑前／和食 徹底した管理で、純米酒の新たな一面を知る。

すっきりとしたインテリアがおしゃれな青山の居酒屋で燗酒を嗜む。そんな粋なひとときを過ごせるニューカマーが登場。

「ぬる燗は40℃、上燗は45℃など、温度帯によって呼び名や味わい、香りが変わる日本酒。その奥深さをもっと多くの人に知ってもらいたい」と、熱く語るオーナー。ここでは、純米酒のみを常時30種あまりも揃え、酒の種類やつまみに応じて適度な温度の燗酒を楽しませてくれる。いっぽう、つまみは和食の枠にとらわれないモツ料理が自慢。芝浦直送の新鮮なモツを、イタリア風モツ煮込みの「ランプレドット」や「酢モツ」「白い牛スジ煮込み」などバラエティ豊かに表現。燗酒とのマリアージュを試してみたい。 

「店主おすすめの日本酒1杯+日本酒に合わせた5種の肴」（￥1,080）のセットは、カウンター席限定。この日の肴は、手前左から時計回りに、燻製の炙り明太子、ナスの煮浸し味噌ボロネーゼ、カラスミダイコン、自家製塩辛、オリーブの昆布締め。

「白い牛スジ煮込み」￥648。じっくり煮込んだ牛スジとアキレス腱は軟らかく、あっさり。

店内には小上がりもある。

＊『フィガロジャポン』2019年8月号より抜粋